僕の見た「大日本帝国」

僕の見た「大日本帝国」

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784044094256
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僕の見た「大日本帝国」

  • 著者 西牟田 靖
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784044094256

報道されない「反日と親日」の狭間に揺れるアジアの心を鮮やかに描き出す!

十字架と共存する鳥居、見せしめにされている記念碑――。かつて日本の領土だった国や地域に残る不可思議な光景は何か。戦争を知らない世代の著者が、埋もれてしまった「あの時代」を丹念に見つめ直す意欲作 十字架と共存する鳥居、見せしめにされている記念碑――。かつて日本の領土だった国や地域に残る不可思議な光景は何か。戦争を知らない世代の著者が、埋もれてしまった「あの時代」を丹念に見つめ直す意欲作

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

プロローグ――ジャパニーズ・エンパイア
第一章 ロシアの鳥居……サハリン篇
第二章 山の中の敬礼……台湾篇
第三章 交差する感情……韓国篇
第四章 消せなかった橋……北朝鮮篇
第五章 見せしめの記念碑……中国東北部篇
第六章 十字架と鳥居……ミクロネシア篇
エピローグ――ストレンジ・デイズ
文庫版あとがき

解説 松原隆一郎

「僕の見た「大日本帝国」」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 10年角川ソフィア文庫、単行本は05年情報センター出版(同社は昨年11月に解散)。刊行当初から話題になった本だが、当時は食指が伸びなかった。同文庫棚で発見し、ソフィアに収録される価値のある本だったんだと手に 10年角川ソフィア文庫、単行本は05年情報センター出版(同社は昨年11月に解散)。刊行当初から話題になった本だが、当時は食指が伸びなかった。同文庫棚で発見し、ソフィアに収録される価値のある本だったんだと手に取ったが…実際面白い本ではあった。著者はバックパッカー上がりのライターで、タリバーン拘束歴などがあるようだ。その機動力を活かして00年から4年ほどかけて、台湾韓国は当然として、樺太やノモンハン 、北朝鮮からトラック諸島迄を巡っている。20年前とはいえ、現地の戦跡の様子が伺えて興味深い。 …続きを読む
    CTC
    2022年01月10日
    11人がナイス!しています
  • サハリン、台湾、北朝鮮、韓国、中国東北部、ミクロネシア。第二次大戦終わりまで日本の領土だった場所へ、日本の痕跡を探す旅。なかなかのボリュームがありやっと読了。痕跡のみひっそりと残されているものもあれば サハリン、台湾、北朝鮮、韓国、中国東北部、ミクロネシア。第二次大戦終わりまで日本の領土だった場所へ、日本の痕跡を探す旅。なかなかのボリュームがありやっと読了。痕跡のみひっそりと残されているものもあれば、未だに解決されず心に傷跡として残っているものもあり考えさせられた。 …続きを読む
    エリ本
    2020年06月22日
    5人がナイス!しています
  • ロッカーへ捧ぐ近代史・歴史世界と金田一・本DJ♪ http://donnadonnadoughnut.blog73.fc2.com/blog-entry-380.html ロッカーへ捧ぐ近代史・歴史世界と金田一・本DJ♪ http://donnadonnadoughnut.blog73.fc2.com/blog-entry-380.html
    radio_hirotada
    2010年11月24日
    0人がナイス!しています

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