歌集 パピルス 21世紀歌人シリーズ

歌集 パピルス 21世紀歌人シリーズ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年11月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
206
ISBN:
9784046218155

歌集 パピルス 21世紀歌人シリーズ

  • 著者 阪森 郁代
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年11月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
206
ISBN:
9784046218155

言葉と対き合う不思議な時間を31文字の中に昇華した一集。

<川と呼ぶこころに浮かぶ水草はどんなふうに結べるといふ>「パピルス」とは古代エジプトで作られた紙のこと。5000年前のエジプトから悠久の時を経て綴る詩情あふれる一集。 <川と呼ぶこころに浮かぶ水草はどんなふうに結べるといふ>「パピルス」とは古代エジプトで作られた紙のこと。5000年前のエジプトから悠久の時を経て綴る詩情あふれる一集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 パピルス 21世紀歌人シリーズ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「著者は塚本邦雄門下の俊秀。この端麗な詩の森をさまよつてしばし時を忘れるがよい」という岡井隆の帯文つき。一読、好きな作風だと感じた。ほかの歌集も気になる。「何を得て何を失ふゆふぐれか文字をゆつくりなぞ 「著者は塚本邦雄門下の俊秀。この端麗な詩の森をさまよつてしばし時を忘れるがよい」という岡井隆の帯文つき。一読、好きな作風だと感じた。ほかの歌集も気になる。「何を得て何を失ふゆふぐれか文字をゆつくりなぞる指先」「みづの紺、そらの濃紺、それらさへ不安の声を洩らすときあり」「消えかかる月のうすさの真澄鏡きのふ会ひたる人の眉引き」「待つことの待たるることのゆふまぐれ木蓮は散りいそぐのみなる」「帰り来て部屋に聴きをりしろがねのたぐひまれなる月の余韻を」 …続きを読む
    双海(ふたみ)
    2023年06月29日
    12人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品