- 著者 チャールズ・ディケンズ
- 訳者 北川 悌二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2006年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784042110170
オリバー・ツイスト(下)
- 著者 チャールズ・ディケンズ
- 訳者 北川 悌二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2006年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784042110170
これぞ、少年文学の原点。少年の素朴な心に涙と感動が押し寄せる名作巨編。
手に入れた幸せもつかの間、凶悪な盗賊団のもとにひきもどされたオリバー。次々と課せられる苦難、そして大切な人の死――19世紀のイギリス社会の暗部が、少年の良心を通して鋭く風刺された物語、感動の結末編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「オリバー・ツイスト(下)」感想・レビュー
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織り成す様々な人間模様。貧富の差とは無縁の心。特に、ナンシーが印象深い。正に、心の葛藤。これまでに触れた様々な優しさの違いに対して、それぞれに込めた想い。巻末の解説を読み、執筆当時の社会問題を痛感。バ …続きを読む2014年07月01日32人がナイス!しています
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オリバーの秘められた素性が次第に明らかに。オリバー本人よりも、彼を取り巻く善悪双方の人たちがストーリーを引っ張っていく。特に犯罪者側のフェイギン、サイクスの悪漢なりの人間臭さと孤独や、ナンシーの女心の …続きを読む2015年10月20日26人がナイス!しています
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予想以上に人が死に、オリバーの不幸からの脱却は幸運の連続で本来の姿に帰れた。ナンシーとディックとワンコの結末には、ディケンズの容赦なさが出てる。オリバーの登場は少ないが、周辺の人々を描くことで多方面か …続きを読む2021年08月01日18人がナイス!しています