- 著者 五十嵐 邁
- 装丁 片岡 忠彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044058012
美保関のかなたへ 日本海軍特秘遭難事件
- 著者 五十嵐 邁
- 装丁 片岡 忠彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年12月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044058012
海軍の特秘事件「美保関沖の大遭難」の真実を問う!
昭和2年8月、島根県美保関沖で海軍史上空前の大事故が起きた。深夜の無灯での演習中、駆逐艦「蕨」に巡洋艦「神通」、駆逐艦「あし」に巡洋艦「那珂」が衝突し、百余名の水兵が海没したのだ。事故後の軍法会議では、真相はついに究明されなかった。事故から半世紀を経て、「蕨」艦長の遺児がその真相を抉り出し、残された人々の人生を丹念に描く。「美保関事件」に翻弄された人々を追うノンフィクション。解説・中村彰彦
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
まえがき
1
2
3
4
5
6
文庫版あとがき
解説 中村 彰彦
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2
3
4
5
6
文庫版あとがき
解説 中村 彰彦
「美保関のかなたへ 日本海軍特秘遭難事件」感想・レビュー
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78年単行本講談社、05年角川ソフィア文庫。1927年8月の島根県美保関沖での軍艦衝突沈没事件を記す。加藤寛治GF司令長官の下、夜間無灯火での猛訓練中に軽巡“神通”と駆逐艦“蕨”、同“那珂”と“葦”が衝突し“蕨”が沈没。 …続きを読む2016年07月29日6人がナイス!しています
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主人公・進が最終章で述べている。「歴史に真の審判者はいない…略…幾百万の将兵の血を吸って得られた栄光も屈辱も、その評価は常に紙のように薄い」なるほど、その時代の価値観やら力関係で生じた事象を、歴史の断片 …続きを読む2006年01月09日1人がナイス!しています
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昨秋、美保関に立ち寄り燈台ビュッフェ裏にあった事故の概要を伝える説明板を目にしていたが、改めてこの本の存在を知り詳細を知る事が出来た。事故で亡くなられた方々の冥福を御祈り致します…。2013年04月04日1人がナイス!しています