歌集 憂春 角川短歌叢書

歌集 憂春 角川短歌叢書

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年12月15日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
226
ISBN:
9784046217011

歌集 憂春 角川短歌叢書

  • 著者 小島 ゆかり
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年12月15日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
226
ISBN:
9784046217011

人、刻、季節、日常…との微妙な間合いを卓抜なセンスで掬いとる歌集

<午後のかぜ瀞にしづみて夏ふかしあなひそかわれに魚の影ある>。誰にも気づかれずふと通り過ぎていく時間。その一瞬に手を差し伸べ言葉に昇華した一首。胸中に去来する思いを詠み、読者の心に迫る。角川短歌叢書。 <午後のかぜ瀞にしづみて夏ふかしあなひそかわれに魚の影ある>。誰にも気づかれずふと通り過ぎていく時間。その一瞬に手を差し伸べ言葉に昇華した一首。胸中に去来する思いを詠み、読者の心に迫る。角川短歌叢書。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 憂春 角川短歌叢書」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 第七歌集。エトピリカに続く。2001年9月から2005年1月。541首。45歳から48歳。「わづかなる骨になりにし祖父を長き箸もてわれらつまみし」 返歌 骨太の痕跡になる伯母の壺長き箸もてわれらつまみ 第七歌集。エトピリカに続く。2001年9月から2005年1月。541首。45歳から48歳。「わづかなる骨になりにし祖父を長き箸もてわれらつまみし」 返歌 骨太の痕跡になる伯母の壺長き箸もてわれらつまみし  …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2015年10月15日
    62人がナイス!しています
  • 帽子ぬぎ渓に降りゆく一人あり陽はあやまたずその人を射る/生きてゐるだけでもなにか恥づかしき春なるを犬が衣服着て行く 帽子ぬぎ渓に降りゆく一人あり陽はあやまたずその人を射る/生きてゐるだけでもなにか恥づかしき春なるを犬が衣服着て行く
    おはぎ
    2023年06月14日
    9人がナイス!しています
  • 連作が上手いなあ。一首の力はもちろんのこと、連でも読ませてくれる。特に説経節についての三連作は力がないとなかなかできないと思う。 連作が上手いなあ。一首の力はもちろんのこと、連でも読ませてくれる。特に説経節についての三連作は力がないとなかなかできないと思う。
    浦和みかん
    2016年02月15日
    2人がナイス!しています

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