たましいの話 角川俳句叢書 3

たましいの話 角川俳句叢書 3

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年06月23日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784046518033

たましいの話 角川俳句叢書 3

  • 著者 池田 澄子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年06月23日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784046518033

自分を眺めることで、人やこの世の万象が何なのかを問い直す第四句集。

2000年春から2005年春までの368句を収録。師三橋敏雄を失い、「自分を眺めることで、人というものが何なのか、この世の万象が何なのかを、万象の中で人間がどういう存在なのか」を問い直す第四句集。 2000年春から2005年春までの368句を収録。師三橋敏雄を失い、「自分を眺めることで、人というものが何なのか、この世の万象が何なのかを、万象の中で人間がどういう存在なのか」を問い直す第四句集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「たましいの話 角川俳句叢書 3」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 俳人池田澄子。興味を持ったのは佐藤文香著『俳句を遊べ!』で吟行と句会に参加されている様子が気になったから。獏の檻にあるの池を読んだ句に対し、池があったか記憶がないから評価できないと一刀両断。ピンクのコ 俳人池田澄子。興味を持ったのは佐藤文香著『俳句を遊べ!』で吟行と句会に参加されている様子が気になったから。獏の檻にあるの池を読んだ句に対し、池があったか記憶がないから評価できないと一刀両断。ピンクのコートの似合う可憐な老婦人にしてこの気骨。ただものではない気配。ひらがなを多用した現代かなづかいの軽やかな表現の句集。その中に時折激しく重い句が混じる。「気を抜くと彼の上着が欲しくなる」ような女性らしい儚さ甘さの奥に隠れているもの。「非常時の砂糖黍畑に隠れたきり」「戦場に近眼鏡はいくつ飛んだ」棘あってこそ薔薇。 …続きを読む
    ゆうゆうpanda
    2016年09月12日
    43人がナイス!しています
  • 「茄子焼いて冷やしてたましいの話」「気持よいかしら明滅して蛍」「永遠に泣いていたいの心太」俳句は目で読む、ということを意識したら少し俳句に近づけた気がした。突然の飛躍にはっとする句が多い。やっぱりかっ 「茄子焼いて冷やしてたましいの話」「気持よいかしら明滅して蛍」「永遠に泣いていたいの心太」俳句は目で読む、ということを意識したら少し俳句に近づけた気がした。突然の飛躍にはっとする句が多い。やっぱりかっこいい。/生きているということは、大切な人に死なれるということ、取り残されるということ。師亡きあとの挽歌が今の私のこころもちに重なり沁みる。このタイミングで手に取ったのは必然だったように思う。「先生の逝去は一度夏百夜」 …続きを読む
    まみ
    2012年08月26日
    13人がナイス!しています
  • 技巧的すぎるというか狙いが見えすぎるというか、どうも私の好みには合わなかった。 この句集を読む前に、冨士眞奈美の素直で感情豊かな句集を読んでいたから、なおさらそう感じたのかもしれない。 技巧的すぎるというか狙いが見えすぎるというか、どうも私の好みには合わなかった。 この句集を読む前に、冨士眞奈美の素直で感情豊かな句集を読んでいたから、なおさらそう感じたのかもしれない。
    ロータス
    2018年03月18日
    0人がナイス!しています

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