- 著者 深谷 忠記
- デザイン・イラスト 小林昭彦+玉村絵夢(moon)
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 560
- ISBN:
- 9784041945049
目撃
- 著者 深谷 忠記
- デザイン・イラスト 小林昭彦+玉村絵夢(moon)
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 560
- ISBN:
- 9784041945049
現行の裁判制度の矛盾を突く、緊迫の法廷ミステリ!
八歳の時、母が父を刺し殺す現場を目撃した作家の曽我。39年後、彼は弁護士・服部朋子の要請で関山夏美の夫毒殺事件の控訴審に関わる。逆転無罪をねらう朋子がしかける息づまる法廷場面、迫真の本格推理。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「目撃」感想・レビュー
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針の穴へ糸を通す以上に難しいワザで冤罪を晴らしていく女性弁護士。物語りはこれを縦糸として編まれていくが、横糸としてもう一つの殺人事件も追う。それは30年以上昔に、作家である曽我の母が実父を殺害した事件。 …続きを読む2020年06月09日22人がナイス!しています
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人の記憶があてにならないということは、様々な実験で立証されているらしい。その記憶に頼った目撃証言で、罪を着せられる人、罪から逃れる人がいて、冤罪が生まれる。一般市民としては、警察の緻密な捜査を期待する …続きを読む2017年01月28日5人がナイス!しています
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硬派な法廷ミステリーですね。過去と現在の事件の両面から攻めていく感じが良いです。この時期は真面目な作風の作品が、多かったのだと実感します。過去の記憶をテーマとして言及しているのも好きです。人間、戦慄な …続きを読む2017年06月14日0人がナイス!しています