「蕎麦屋の恋」感想・レビュー
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姫野カオルコさんの3作収録の中短編集を読んで第一に感じたのは重苦しさとは無縁の恋愛に対する軽やかでしなやかな感性ですね。表題作『蕎麦屋の恋』は既婚者なのに会社の同僚女性達にモテモテの43歳の経理課長・ …続きを読む2020年01月13日160人がナイス!しています
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二作目の姫野作品は、文章は歯切れがよく読み易い。独特の空気感を感じます。表題作―題材は平凡だが爽やかで読み心地良い中編小説です。43歳妻子持ち、製薬会社の経理課長が主人公。計算機ならぬ算盤が達者なだけの …続きを読む2018年11月21日105人がナイス!しています
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なんといっても「蕎麦屋の恋」が秀逸。まず京急線沿線の話。いつも利用している路線だから親近感湧きまくり。八景、横浜、川崎とイメージしやすく、頭の中が映画館に。あれはきっとあそこだろうなーと。波多野さんの …続きを読む2017年03月24日57人がナイス!しています