何だかんだと

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
210
ISBN:
9784041986110
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何だかんだと

  • 著者 ナンシー 関
  • デザイン 坂本 志保
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
210
ISBN:
9784041986110

20世紀末も、21世紀も、やっぱり斬りまくり!

99年~01年までの芸能界をめった斬り! 野口五郎結婚式のしょっぱさ、石田純一の「とんちんかん」のルーツ……世紀が移り変わっても、やっぱりテレビは「とほほ」でした。痛快無比なるテレビ批評コラム集! 99年~01年までの芸能界をめった斬り! 野口五郎結婚式のしょっぱさ、石田純一の「とんちんかん」のルーツ……世紀が移り変わっても、やっぱりテレビは「とほほ」でした。痛快無比なるテレビ批評コラム集!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「何だかんだと」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 単行本は2001年刊。晩年の作ということになる。忖度無用のテレビコラム。何しろ開巻劈頭が「橋田壽賀子は邪魔だな」である。これだけで凡百のコラムニストを引き離すに十分だ。本書において興味を惹くのは明石家さん 単行本は2001年刊。晩年の作ということになる。忖度無用のテレビコラム。何しろ開巻劈頭が「橋田壽賀子は邪魔だな」である。これだけで凡百のコラムニストを引き離すに十分だ。本書において興味を惹くのは明石家さんまへの言及である。さんまの絶対性、影響力が「見えなくなった」という。同感である。現在のさんまが若手とカラむ際には、もはやブレーキとしてしか作用していない。たけしも同様。唯一タモリだけがまだ生きている。さんまの位置は惰性である。が、ナンシーは正確にも「でも、ここからが長いのではないか」と指摘している。 …続きを読む
    猫丸
    2020年01月15日
    13人がナイス!しています
  • ナンシー関にとっては晩年にあたるコラム集だが、切れ味は全く衰えていない。この本で何より自分が気に入ったのは、テレビを離れてインターネットに目を向けたコラムだ。芸能人や政治家のホームページをつぶさに見通 ナンシー関にとっては晩年にあたるコラム集だが、切れ味は全く衰えていない。この本で何より自分が気に入ったのは、テレビを離れてインターネットに目を向けたコラムだ。芸能人や政治家のホームページをつぶさに見通し、よくぞ気がつくなと思うことをネタにする。自分はナンシー関はテレビ業界が衰える前に亡くなってよかったなと心の何処かで思っていたが、考えを改めた。ナンシーなら芸能人のツイッターの呟き一つからでもネタを見出すことだろう。 …続きを読む
    ビシャカナ
    2016年11月12日
    3人がナイス!しています
  • 20年近く経った"またナマモノ"が今でも褪せない。いや本書に登場する芸能人たちの何人もが褪せているが、描かれている対象への視点・着眼、批評の仕方が現代でも通じるということだ。たかがコラム、読み物じゃんのむ 20年近く経った"またナマモノ"が今でも褪せない。いや本書に登場する芸能人たちの何人もが褪せているが、描かれている対象への視点・着眼、批評の仕方が現代でも通じるということだ。たかがコラム、読み物じゃんのむきもあるかもしれんが、対象に合ったみんな何となく感じているぼんやりとした観点を文章化し続けるのって、かなり偉業だよ。小田嶋師匠も亡くなってしまったが、今後こういう系譜が絶やされないことを祈る。 …続きを読む
    地を這う円盤
    2022年08月06日
    1人がナイス!しています

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