この世の果ての家

この世の果ての家

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
576
ISBN:
9784042923015
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この世の果ての家

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
576
ISBN:
9784042923015

映画『めぐりあう時間たち』の原作者、マイケル・カニンガムの代表的傑作!

ジョナサンとボビー。純粋ゆえに傷つきやすい二人は親友となり、やがてゲイを自覚するジョナサンをボビーは受け入れる。時を経て再会した二人は年上の女性クレアと奇妙な家族生活を始め、三人に子供が生まれる……。 ジョナサンとボビー。純粋ゆえに傷つきやすい二人は親友となり、やがてゲイを自覚するジョナサンをボビーは受け入れる。時を経て再会した二人は年上の女性クレアと奇妙な家族生活を始め、三人に子供が生まれる……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「この世の果ての家」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ボビー、ジョナサン、クレア、アリスという4人の視点で書かれている。 しつこいくらい感情移入できるで、こういう話が好きな人にはたまらないのだろうが、ダラダラ進む感じが苦手な私にとっては、苦痛だった。 とは ボビー、ジョナサン、クレア、アリスという4人の視点で書かれている。 しつこいくらい感情移入できるで、こういう話が好きな人にはたまらないのだろうが、ダラダラ進む感じが苦手な私にとっては、苦痛だった。 とはいえ、どこに伏線が潜んでいるのかわからないから、サラリと読むわけにもいかない。 また、冗長さが目だつ翻訳もどうなんだろう。 さて、話自体は、ゲイが中心なのだが、誰をメインに据えて読むかで、印象が変わるのも面白い。 時間をおいて読み直すと、また違った感情が湧くのかもしれない。 …続きを読む
    散文の詞
    2022年11月16日
    156人がナイス!しています
  • 家族を事故で失い、新しい家族的な絆を求めてどんな愛の形でも受け止め支えようとするボビー。恋をしたいと思いながら愛することを恐れているジョナサン。この二人を中心に、孤独な人間たちがなんとか新しい家族の絆 家族を事故で失い、新しい家族的な絆を求めてどんな愛の形でも受け止め支えようとするボビー。恋をしたいと思いながら愛することを恐れているジョナサン。この二人を中心に、孤独な人間たちがなんとか新しい家族の絆を築き上げて行こうと模索する姿がせつない。この小説は、「イノセント・ラヴ」という邦題で映画化されているが、後半のストーリーが小説と映画では随分違っていたので驚いた。しかもカニンガム自身が映画の脚本も書いたそうで、この物語をどう終わらせるのかと言うカニンガムの葛藤がうかがえるような気がする。 …続きを読む
    Alice@JazzCafé
    2011年08月12日
    4人がナイス!しています
  • 久々に分厚い本を読みました。登場人物達が集う家はどことなく退廃的な空気が流れる、死の家です。ボビーとジョナサン2人だけが残されたラストの後が気になります。 久々に分厚い本を読みました。登場人物達が集う家はどことなく退廃的な空気が流れる、死の家です。ボビーとジョナサン2人だけが残されたラストの後が気になります。
    nanagou
    2015年06月13日
    2人がナイス!しています

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