和泉式部日記 現代語訳付き

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784043699018
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和泉式部日記 現代語訳付き

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784043699018

情熱の歌人和泉式部と、冷泉天皇皇子敦道親王との10ケ月に及ぶ恋の物語

140首余りの珠玉の和歌を擁する、王朝女流日記文学の傑作。亡き恋人への追慕に明け暮れる和泉式部へ、弟の帥宮敦道親王から便りが届き新たな恋が始まった。和泉式部が宮邸に迎えられ、宮の正妻が宮邸を出るまでの10ヶ月を綴った、物語的な側面をも兼ね備えた作品。明解な注と美しい現代語訳で作品世界がよくわかる。参考資料として、敦道親王死去後の和泉式部の悲痛な心情を歌った「帥宮挽歌群」全122首を収める。 140首余りの珠玉の和歌を擁する、王朝女流日記文学の傑作。亡き恋人への追慕に明け暮れる和泉式部へ、弟の帥宮敦道親王から便りが届き新たな恋が始まった。和泉式部が宮邸に迎えられ、宮の正妻が宮邸を出るまでの10ヶ月を綴った、物語的な側面をも兼ね備えた作品。明解な注と美しい現代語訳で作品世界がよくわかる。参考資料として、敦道親王死去後の和泉式部の悲痛な心情を歌った「帥宮挽歌群」全122首を収める。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

凡例

本文(現代語訳)

一 夢よりもはかなき世の中
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二 同じ枝の郭公
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
三 突然の来訪
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
四 はじめて物を思ふあした
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
五 五月雨のあやめ
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
六 あけざりし真木の戸口
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
七 待ち取る岸
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
八 窓打つ雨
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
九 月夜の人なき廊
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一〇 末の松山、波高し
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一一 こころみに雨も降らなん
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一二 舟流したるあま
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一三 七夕
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一四 寝覚めの荻風
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一五 石山詣で
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一六 有明の月の手習文
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一七 代作の依頼
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一八 手枕の袖
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
一九 宮邸入りの誘い
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二〇 初霜の朝
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二一 深更の月
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二二 昼間の訪れ
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二三 大鳥の羽
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二四 山の紅葉
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二五 車宿りの一夜
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二六 疑はじなほ恨みじ
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二七 一昨日・昨日・今日
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二八 同じ心に
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
二九 玉の緒の命
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
三〇 文作る道
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
三一 宮の願い
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
三二 冬の折々
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
三三 宮邸入り
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
三四 宮邸での新年
 ◇本文校注
 ◆現代語訳
三五 北の方の退去
 ◇本文校注
 ◆現代語訳

補注
本文校訂表
解説(付 和泉式部日記関係系図・略年表〈和泉式部関係〉)
参考資料(帥宮挽歌群・研究文献目録抄)
索引(和歌初句索引・重要語句索引)

「和泉式部日記 現代語訳付き」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • [日本の古典を読む第4回]のイベントより♪日記文学自体読んだことがなかった、まず口語訳から。和泉式部とは恋 多き女、彰子に宮仕えしていたぐらいしか知らない。これは〈日記〉というより〈物語〉に近い。和泉式 [日本の古典を読む第4回]のイベントより♪日記文学自体読んだことがなかった、まず口語訳から。和泉式部とは恋 多き女、彰子に宮仕えしていたぐらいしか知らない。これは〈日記〉というより〈物語〉に近い。和泉式部独特の認識のためこうなったのだろうか。 …続きを読む
    ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
    2017年04月29日
    39人がナイス!しています
  • 新緑の鮮やかな旧暦4月から翌年正月までの10か月間、帥宮との出会いから、北の方退去までの恋の冒険物語。移ろう季節に合わせ、不安と戸惑いに揺れ動きながらも恋の道を歩む男女の姿が知的でオシャレな歌の贈答を中 新緑の鮮やかな旧暦4月から翌年正月までの10か月間、帥宮との出会いから、北の方退去までの恋の冒険物語。移ろう季節に合わせ、不安と戸惑いに揺れ動きながらも恋の道を歩む男女の姿が知的でオシャレな歌の贈答を中心に描かれている。 この時代は、贈答歌を巧みに詠むことがモテる女の条件だったんだな。 …続きを読む
    tsu55
    2022年03月06日
    27人がナイス!しています
  • この作品は日記か物語か、との議論があったのも頷ける。内容は身分違いの恋物語としか思えない( *´艸`)これが実際の出来事かと思うと、もう何と言うか…胸がいっぱいになる。『帥宮挽歌群』全122首が収録されている この作品は日記か物語か、との議論があったのも頷ける。内容は身分違いの恋物語としか思えない( *´艸`)これが実際の出来事かと思うと、もう何と言うか…胸がいっぱいになる。『帥宮挽歌群』全122首が収録されているということで購入したけれど、『今ひとたびの、和泉式部』を読むにあたっての予習に丁度よかった。あー、やっぱり面白い!帥宮挽歌群はもちろん、贈答歌も素敵。和歌で会話するなんて、雅だなぁ(*´ω`*)でも、それって同じだけの知識がないと無理だよね(^^; …続きを読む
    しゅてふぁん
    2017年04月14日
    26人がナイス!しています

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