- 著者 大山 史朗
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2002年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784043668014
山谷崖っぷち日記
- 著者 大山 史朗
- デザイン 角川書店装丁室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2002年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784043668014
満場一致!開高健賞受賞作。‥人間は強者も弱者も汚れている。
知力、健康、勤勉さは人並み以上。が、組織での人間関係が切り結べずに、山谷の労務者に落ち込んだ男による時代と人間へのふかーい考察記。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「山谷崖っぷち日記」感想・レビュー
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人間社会への過剰適応意欲の反動で、普通に組織で人と関わって仕事をする事が出来ない、自らを人生に向いていない人間なのだと語る著者。自ら進んで人と関わらず孤独に生きるために、山谷の日雇い労働者として生きて …続きを読む2016年01月09日32人がナイス!しています
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おもしろかった。この作者は積極的に山谷に来て、客観的に山谷を見ている気がした。山谷住民では異端児の部類だろう。 ふと、THE MODS の LOOSE GAMEという曲が頭に浮かんだ。2018年12月08日5人がナイス!しています
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「つまるところ、私は人生に向いていない人間なのだ」……山谷のドヤ街に生きる著者の人生記にして、衝撃の大当たり。自身の生活破綻の原因を人間社会への過剰適応意欲の反動として捉えているが、そのような点は我が身 …続きを読む2013年05月06日3人がナイス!しています