近世日本人は朝鮮をどうみていたか 「鎖国」のなかの「異人」たち

近世日本人は朝鮮をどうみていたか 「鎖国」のなかの「異人」たち

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年11月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784047033306
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近世日本人は朝鮮をどうみていたか 「鎖国」のなかの「異人」たち

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年11月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784047033306

江戸時代の日本と朝鮮の交流をさまざまな角度から検証!

江戸時代、「鎖国」のなかで一般民衆は、外国や「異人」をどのようにイメージしていたのか。江戸時代の日本と朝鮮との交流をさまざまな角度から検証し、多面的で豊かな朝鮮像を明らかにする。 江戸時代、「鎖国」のなかで一般民衆は、外国や「異人」をどのようにイメージしていたのか。江戸時代の日本と朝鮮との交流をさまざまな角度から検証し、多面的で豊かな朝鮮像を明らかにする。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「近世日本人は朝鮮をどうみていたか 「鎖国」のなかの「異人」たち」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 秀吉の朝鮮侵略以降、江戸時代の日朝関係を概観。日本に連行されて同化していった朝鮮人から始まり、彼らを祖国へ連れ戻すために始まった朝鮮通信使を、瀬戸内の岡山に残る一次資料から読み解いていく。瀬戸内で朝鮮 秀吉の朝鮮侵略以降、江戸時代の日朝関係を概観。日本に連行されて同化していった朝鮮人から始まり、彼らを祖国へ連れ戻すために始まった朝鮮通信使を、瀬戸内の岡山に残る一次資料から読み解いていく。瀬戸内で朝鮮使節を接待した村の記録、使節の高官達と儒者達との交流など、当時としては数少ない異国と接触に官民挙げて熱狂していたようだ。同時に、朝鮮に漂着した日本人の記録からは、対馬藩も関与する形で遭難者救助が整備されていたことがわかる。漂着民に「私は日本へ行ったことがある」と日本語で話しかけ、親身になる役人もいたとか。 …続きを読む
    印度 洋一郎
    2013年09月25日
    2人がナイス!しています
  • JMOOCで田中優子「江戸文化入門」を受講。その中の朝鮮通信使,特に,食事や接待に興味を持ち,この本を見つけて,関係のあるところだけ読んだ。食事は上陸する時は,その地で日本食を接待。饗応料理による接待を三 JMOOCで田中優子「江戸文化入門」を受講。その中の朝鮮通信使,特に,食事や接待に興味を持ち,この本を見つけて,関係のあるところだけ読んだ。食事は上陸する時は,その地で日本食を接待。饗応料理による接待を三使などに行う時もあれば,簡単な食事だけの時もある。身分に応じた食事を出す。幕府の指示で,食材などを藩が準備し,通信使側に渡す。料理は船で,朝鮮から来た料理人が料理をする。こんなことが分かった。これは,参勤交代みたいに幕府が藩に課した負担ではないか。でも,制約内で異文化との接触を楽しんだのだろうと思います。 …続きを読む
    ATSU
    2016年03月02日
    0人がナイス!しています
  • h131130 h131130
    陽香
    2012年03月21日
    0人がナイス!しています

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