日本人の骨とルーツ

日本人の骨とルーツ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043670017
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日本人の骨とルーツ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043670017

自然人類学の視点からみたヒトの進化と日本人の起源をめぐる科学エッセイ

アジア人の系譜をたどり、日本人のルーツに迫る「二重構造モデル」にそって、日本人の顔、エミシとハヤトの位置づけなどを平易に解説。さらには、「アイヌ墓地盗掘事件」「藤原氏のミイラ」にまで言及する。 アジア人の系譜をたどり、日本人のルーツに迫る「二重構造モデル」にそって、日本人の顔、エミシとハヤトの位置づけなどを平易に解説。さらには、「アイヌ墓地盗掘事件」「藤原氏のミイラ」にまで言及する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「日本人の骨とルーツ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 有名な「日本人二重構造モデル」についての本。今の日本人は大雑把に言うと縄文系と渡来系の2つの集団によって構成されているという仮説だ。日本列島には原日本人とも言うべき南方系アジア人である縄文人が住んでい 有名な「日本人二重構造モデル」についての本。今の日本人は大雑把に言うと縄文系と渡来系の2つの集団によって構成されているという仮説だ。日本列島には原日本人とも言うべき南方系アジア人である縄文人が住んでいて、そこに大量の北方系アジア人が大陸から渡来したことで日本人は大きく分けるとその2つの系統から成り立つようになり、両者の混血が進んだ西部地方では大陸の血が濃いという理論だ。アイヌ民族と琉球民族や薩摩隼人の祖先を縄文人の一派としている点でも私はこの仮説を支持している。再読してまた大いに納得した。 …続きを読む
    AICHAN
    2011年05月10日
    2人がナイス!しています
  • 再読。日本人のルーツを骨から辿る。南から来た人西から来た人。縄文人弥生人の顔の違い。貴族と庶民の顔の違いまで色々。貴族的な瓜実顔が遺骨から判明したり奥州藤原氏の顔の系統はよく言われるアイヌや蝦夷の系統 再読。日本人のルーツを骨から辿る。南から来た人西から来た人。縄文人弥生人の顔の違い。貴族と庶民の顔の違いまで色々。貴族的な瓜実顔が遺骨から判明したり奥州藤原氏の顔の系統はよく言われるアイヌや蝦夷の系統より京都の貴族層と近いというのもなかなか面白かった。おまけなのかエベレストのイエティについて真面目に考えてみた研究もあるのでワロス。二十年以上前の本だしUMAとか流行ってた時代に学者も本気で考えていた事にはびっくりした。最後がありきたりな文明批判的な章だったのがちょっと鼻について残念だがそれ以外は面白かった。 …続きを読む
    眉毛ごもら
    2020年08月25日
    1人がナイス!しています
  • いわゆる自然人類学の立場から日本人の起源を探ろうって本かと思ったけど、あんまし具体的な追求は無く、主に旧モンゴロイド系の縄文人の系統と新モンゴロイド系の弥生人の系統から日本人が成り立っているということ いわゆる自然人類学の立場から日本人の起源を探ろうって本かと思ったけど、あんまし具体的な追求は無く、主に旧モンゴロイド系の縄文人の系統と新モンゴロイド系の弥生人の系統から日本人が成り立っているということを、多方面から語ってる感じかにょ。 …続きを読む
    結城あすか
    2002年11月26日
    0人がナイス!しています

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