¥999

¥999

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年05月31日
判型:
B6変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784048970211

¥999

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年05月31日
判型:
B6変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784048970211

二年にわたってフランスのベストセラー・リストを賑わせ続けた超話題作!

僕はアイデア一つでモノを売り、カネを稼ぐクリエイター。だがこの業界は嘘と欺瞞に溢れ、誰一人本音が見えない。皆、嘘でしか生きられない。こんな世界、辞めてやる!--そしホントにクビになった著者の辞表白書! 僕はアイデア一つでモノを売り、カネを稼ぐクリエイター。だがこの業界は嘘と欺瞞に溢れ、誰一人本音が見えない。皆、嘘でしか生きられない。こんな世界、辞めてやる!--そしホントにクビになった著者の辞表白書!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「¥999」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ウエルベックの地図と領土に載っていた作家の作品。豊富な知識を全て使って、世の中を皮肉っている感じの作品。ベグベデ自身が元広告屋。この小説の出だしは、広告屋が会社をクビになるために書いていると始まっているが ウエルベックの地図と領土に載っていた作家の作品。豊富な知識を全て使って、世の中を皮肉っている感じの作品。ベグベデ自身が元広告屋。この小説の出だしは、広告屋が会社をクビになるために書いていると始まっているが、実際にこの本の出版後ベグベデは大手代理店をクビになっている様である。この小説は、章間にコマーシャルがある。軽薄だが、憎めない小説だった。 …続きを読む
    南雲吾朗
    2018年02月12日
    25人がナイス!しています
  • 広告業界の裏表を愉快に描いた小説。章ごとに人称を変えたり、間にコマーシャルを挟むなど作者の頑張りようが目に見えるのが微笑ましい。しかし後半のストーリーはすこしばかりドラマチックになりすぎているように感 広告業界の裏表を愉快に描いた小説。章ごとに人称を変えたり、間にコマーシャルを挟むなど作者の頑張りようが目に見えるのが微笑ましい。しかし後半のストーリーはすこしばかりドラマチックになりすぎているように感じた。そしてあまりにも賑やかで、ややもすれば騒々しい結末が待っている。 エンターテインメント性を追求するのではなく、もっと微に入り細を穿つように、あるいは枝葉末節までも広告業界について描いてくれたほうが楽しかったかもしれないが、それでもこのコマーシャリズムに覆われた世界の一端を垣間見れる楽しみは良かった。 …続きを読む
    きゅー
    2013年12月20日
    7人がナイス!しています
  • ラストは映画『スーパー!』のラストにも似たものを感じた。それすらもタイトルの洪水に飲まれていく苦さ。面白かったです。 ラストは映画『スーパー!』のラストにも似たものを感じた。それすらもタイトルの洪水に飲まれていく苦さ。面白かったです。
    坂本・ザ・バーバリアン
    2017年01月16日
    1人がナイス!しています

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