日出処の天子 8 山岸凉子全集 8

日出処の天子 8 山岸凉子全集 8

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1986年05月12日
判型:
新書判
商品形態:
コミック
ページ数:
290
ISBN:
9784049230086

日出処の天子 8 山岸凉子全集 8

  • 著者 山岸 涼子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1986年05月12日
判型:
新書判
商品形態:
コミック
ページ数:
290
ISBN:
9784049230086

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「日出処の天子 8 山岸凉子全集 8」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 王子は結局のところ、母君に愛されたかったのか。人間離れした我が子を不気味がってしまった母。心に深い傷を抱えてねじ曲がってしまった王子。もっと愛されていたなら、無限の可能性と煌きに満ちていたはず。いつも 王子は結局のところ、母君に愛されたかったのか。人間離れした我が子を不気味がってしまった母。心に深い傷を抱えてねじ曲がってしまった王子。もっと愛されていたなら、無限の可能性と煌きに満ちていたはず。いつもわたしが真に欲するものは わたしには与えられない。孤独を受け入れ開き直った王子に怖いものなし。毛人と もはや永久に交わることのない道を歩み始めた王子。わたしはこの国を自分の思い通りに動かしてみせる。真の執政者になった王子の活躍が今の日本を形作ってきたのだとしたら。王子の報われぬ愛も昇華されたのだろう。 …続きを読む
    イスタ
    2021年02月01日
    70人がナイス!しています
  • ラストが壮絶すぎて…厩戸の傷の深さが痛い。もう誰からも拒絶されたくないという想いが伝わりすぎて泣ける。登場人物全員悲恋なんて、山岸涼子さん天才だけど意地悪。でも本当最高に面白いです! ラストが壮絶すぎて…厩戸の傷の深さが痛い。もう誰からも拒絶されたくないという想いが伝わりすぎて泣ける。登場人物全員悲恋なんて、山岸涼子さん天才だけど意地悪。でも本当最高に面白いです!
    アマニョッキ
    2019年02月04日
    47人がナイス!しています
  • 全集版での再読、本タイトル最終巻。花ゆめコミックスでは最終巻である11巻が異様に薄くて、大人の都合で打ち切られたかと思った記憶がある。改めて読み返すとこれしかないというラストであり、むしろ良くここで切っ 全集版での再読、本タイトル最終巻。花ゆめコミックスでは最終巻である11巻が異様に薄くて、大人の都合で打ち切られたかと思った記憶がある。改めて読み返すとこれしかないというラストであり、むしろ良くここで切ったなという気がする。前巻の感想でも触れたがこの後待ち構える運命は毛人の二人の息子、山背大兄王と蘇我入鹿がもたらす上宮王家と蘇我一族の滅亡であり、物語の最後で厩戸は既に予感している。厩戸と毛人の最後の別れは漫画史に残るものだが、そこで厩戸は自分の情の根拠にあくまでも理屈を立て、毛人を求める。(続く) …続きを読む
    どら
    2022年10月31日
    12人がナイス!しています

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