芭蕉のうちなる西行

芭蕉のうちなる西行

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1991年04月18日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047032125
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芭蕉のうちなる西行

  • 著者 目崎 徳衛
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1991年04月18日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047032125

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「芭蕉のうちなる西行」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 図書館本。返却期限が来たのでとりあえず返却することに。西行についてある程度知識があったほうがいいような。初心者向きではなく、さらに西行理解を深めたい人用なのかと思う。宗教人としてよりも漂泊の歌人として 図書館本。返却期限が来たのでとりあえず返却することに。西行についてある程度知識があったほうがいいような。初心者向きではなく、さらに西行理解を深めたい人用なのかと思う。宗教人としてよりも漂泊の歌人としての西行は、自由律俳人の生き方に似ているのかな。その姿を追ったのが芭蕉らの江戸時代の俳人であり、数奇という生き方はそうして現代に伝えられて行ったのだと思う。僧侶になっても捨てられなかったのが歌であり、それを極めている限り里山の遁世の人だった。しかし晩年は歌も捨てて求道者となって山に入ったという。 …続きを読む
    かふ
    2023年12月04日
    18人がナイス!しています
  • 『西行花伝』があまりにすばらしく、もう少し西行と仏教周辺について学びたいと、芭蕉の西行感に期待して手に取った本。読むには読んだが、こうした内容とは少し違うものだった気がする。遁世・漂白・出家・流浪でも 『西行花伝』があまりにすばらしく、もう少し西行と仏教周辺について学びたいと、芭蕉の西行感に期待して手に取った本。読むには読んだが、こうした内容とは少し違うものだった気がする。遁世・漂白・出家・流浪でもいいのだが、これらと西行これらと仏教ではなく、山頭火の流浪が語られるも、芭蕉は西行を追い、西行は歌枕の地を追ったとするなら、それはもう『西行花伝』で十分堪能できていた。庵を結びどう過ごしたのか、そう過ごすことがどう仏教しているのかについて深く分け入る本と出会い、人生の指針としてみたい。読み続ければいずれは…。 …続きを読む
    竹香庵
    2019年12月14日
    0人がナイス!しています

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