- 著者 鶴崎 裕雄
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2000年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 257
- ISBN:
- 9784047021129
戦国を往く連歌師宗長
- 著者 鶴崎 裕雄
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2000年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 257
- ISBN:
- 9784047021129
戦国乱世のどん底を生来の明るさで生き抜いた文芸芸人宗長。連歌師の内弟子となり、宮廷・武家へ出入りし、一休に参禅した彼が、駿府の大名今川家の庇護を受け晩年の日々を綴った記録に、世相の表裏を読む。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「戦国を往く連歌師宗長」感想・レビュー
-
今ではすっかり忘却の彼方に消えてしまった国民的文芸娯楽、連歌の宗匠が主人公である。歌日記の言葉書が詳細で『実隆公記』と言う戦国時代を代表する日記作者である三条西実隆と親交があったため、連歌師がどのよう …続きを読む2024年01月23日97人がナイス!しています
-
連歌師は地方の戦国大名と京都を結ぶ存在だと分かった。そのため連歌師はしょっちゅう旅をしているが、戦国の世のため合戦が起こっていてまっすぐ行けず大幅に迂回を余儀なくされる、あるいは目的地に行くこと自体を …続きを読む2020年01月31日12人がナイス!しています
-
拾い読みしていたが、今回通読。連歌集と紀行文から地方の権力や都市、交通の様相を明らかにする。古文書の検討とも合わさって、歴史学と文学を横断する著者の研究の魅力が遺憾なく発揮されている。2021年09月16日2人がナイス!しています