- 著者 清少納言
- 訳注 石田 穣二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1979年08月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 448
- ISBN:
- 9784044026011
新版 枕草子 上巻 現代語訳付き
- 著者 清少納言
- 訳注 石田 穣二
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 1979年08月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 448
- ISBN:
- 9784044026011
源氏物語が王朝の夢幻であるとすれば、枕草子はその現実の活写である。洗練された感覚と視線を持って書かれた文章の数々は、清少納言が女房として身を委ねた教養人中宮定子をいただく一つの世界から生み出された。本書は三巻本を底本に、詳密な語釈と補注を加え、独立して鑑賞しうる流麗な現代語訳を付けた。全2冊。上巻は、(1)「春は、曙」から(127)「七日の日の若菜を」までの章段と付図・関係人物の系図・解説を収載。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
凡例
本文(現代語訳)
補注
付図(大内裏、内裏、清涼殿)
系図
解説
本文(現代語訳)
補注
付図(大内裏、内裏、清涼殿)
系図
解説
「新版 枕草子 上巻 現代語訳付き」感想・レビュー
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日本の古典は教材程度、ここ数年専ら海外文学だったので景色の隔たりに戸惑った。にしても稀有な感性、素養と機知。薄二藍、青鈍など多彩な色彩表現。婉曲“けむ”推量“まし”等ゆかしく簡素な助動詞が映す機微。風雅の …続きを読む2018年10月06日81人がナイス!しています
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評判通り辛辣な批評の部分も多いが、私は艶やかな衣装や行事の描写に惹かれた。一番印象に残っている段は定子の妹であり東宮の后になった淑景舎との対面の段。定子一族の華やかなりし頃。付説によると父道隆の亡くな …続きを読む2017年04月27日38人がナイス!しています
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『枕草子/上/講談社学術文庫』と併読。角川ソフィア文庫の訳の方が、少し砕けた感じだった。こちらは原文、校注、現代語訳、補注の構成。注釈は主に箇条書きで、全文を読み通すことを目的にするには最適だった。中宮 …続きを読む2017年03月05日29人がナイス!しています