アナザヘヴン(下)

アナザヘヴン(下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043493029
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アナザヘヴン(下)

  • 著者 飯田 譲治
  • 著者 梓 河人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784043493029

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「アナザヘヴン(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 凄い。最後まで目が離せないとはこのことだ。始まりから終わりまで一気読みした。そしてラストも良かった。 こんな面白い本を知らなかったとは。SFが嫌いな人には好きになれない要素が多いかもしれない。恋愛要素 凄い。最後まで目が離せないとはこのことだ。始まりから終わりまで一気読みした。そしてラストも良かった。 こんな面白い本を知らなかったとは。SFが嫌いな人には好きになれない要素が多いかもしれない。恋愛要素とホラーの融合も手際よかった。神話や宗教を変に持ち出さず、近代的なホラーとして最後まで描き切ったのも良かった。absintheは、スピード感のある冒険物が好きだが、先の読めない展開というのを評価していない。本書に好感を持ったのは、小説の書きだしで結末をちゃんと予感させて、しかも納得させる作品だからだ。 …続きを読む
    absinthe
    2017年02月06日
    172人がナイス!しています
  • あれだけ心臓に悪い描写の続いた上巻にくらべると、下巻は少し中だるみしてしまいましたが、夢中で読んだことには変わりありませんでした。こんなにも残虐的でハラハラさせる話だったのに、ラストは恐怖や安心ではな あれだけ心臓に悪い描写の続いた上巻にくらべると、下巻は少し中だるみしてしまいましたが、夢中で読んだことには変わりありませんでした。こんなにも残虐的でハラハラさせる話だったのに、ラストは恐怖や安心ではなく、思いがけず切なさが残った。ナニカ、は人間の悪の部分を最大限に凝縮したような存在だけど、本当の愛に触れてしまったことでナニカの中に温かいものが芽生えたんだろう。今まで、そんなものを知らなかっただけに、なおさらあんなにも彼の存在に執着したんだろうと思うと、なんだか切ないというかやりきれない思いが残りますね。 …続きを読む
    2015年11月25日
    42人がナイス!しています
  • 本当に私達は未知の物に取り囲まれて暮らしている。この中ではミズだったがエイズもMRSもそれ以外の色々な病原菌がいつのまにか人類の脅威として登場している。そりゃ人だもの、悪意で凝り固まった人もいるだろうし 本当に私達は未知の物に取り囲まれて暮らしている。この中ではミズだったがエイズもMRSもそれ以外の色々な病原菌がいつのまにか人類の脅威として登場している。そりゃ人だもの、悪意で凝り固まった人もいるだろうし見かけとは裏腹に素晴らしい人もいる。人として産まれた以上人として死にたい。産まれたくても生を得られなかった命。不老長寿を求め人類は進歩しているが、やはり産まれた以上死をも大切にしたい。ドラキュラのように何百年も生きるなんてしんどいこと。これからは未知の生物との付き合い、柔軟な頭が必要となってくるのだろう。 …続きを読む
    はつばあば
    2015年07月06日
    39人がナイス!しています

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