爬虫館事件 新青年傑作選

爬虫館事件 新青年傑作選

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年08月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784043449019
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爬虫館事件 新青年傑作選

  • 著者 横溝 正史
  • 著者 水谷 準
  • 著者 城 昌幸
  • 著者 江戸川 乱歩
  • 著者 瀬下 耽
  • 著者 夢野 久作
  • 著者 地味井 平造
  • 著者 大地 丙太郎
  • 著者 香山 滋
  • 著者 三橋 一夫
  • 著者 久生 十蘭
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年08月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784043449019

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「爬虫館事件 新青年傑作選」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大正~昭和にかけて「新青年」誌に掲載された、探偵・怪奇小説作品のベスト・セレクション。19編のうち、既読は久作と三橋一夫の2編のみだったので、ホクホク。今どき(?)の、阿鼻叫喚の描写満載のホラーや、謎に次 大正~昭和にかけて「新青年」誌に掲載された、探偵・怪奇小説作品のベスト・セレクション。19編のうち、既読は久作と三橋一夫の2編のみだったので、ホクホク。今どき(?)の、阿鼻叫喚の描写満載のホラーや、謎に次ぐ謎!って感じのミステリも好物だけど、この時代の、ほの暗く静かな恐怖感を湛えた怪奇小説には、またたまらない味わいがある。幻想的な語りの中に、作者のアブノーマルな感性が ぼんやりと現れだす瞬間が好きだ。 …続きを読む
    うーちゃん
    2016年04月20日
    24人がナイス!しています
  • 昭和初期に発刊されていた雑誌「新青年」の作品を集めたアンソロジー。横溝、乱歩、夢久と言った有名どころから、初めて名前を聞く作家まで。文章の持つ仄暗い色気に惹き込まれる。論理では割り切れない、纏わり付く 昭和初期に発刊されていた雑誌「新青年」の作品を集めたアンソロジー。横溝、乱歩、夢久と言った有名どころから、初めて名前を聞く作家まで。文章の持つ仄暗い色気に惹き込まれる。論理では割り切れない、纏わり付くような美しい狂気。語られ過ぎない美徳がある。お気に入りは、瀬下耽「柘榴病」、南沢十七「氷人」、三橋一夫「猫柳の下にて」。当時のハイセンスな文学を堪能できる、良いアンソロジーだった。 …続きを読む
    カノコ
    2016年07月31日
    22人がナイス!しています
  • 創元推理文庫の「日本怪奇小説傑作集」全三巻の収録作品がすばらしかったので、昭和初期の作品を収録した本書に期待していたのだが、良い作品の中に、まるで独りよがりな内容の作品が散見され興が醒めた感じである。 創元推理文庫の「日本怪奇小説傑作集」全三巻の収録作品がすばらしかったので、昭和初期の作品を収録した本書に期待していたのだが、良い作品の中に、まるで独りよがりな内容の作品が散見され興が醒めた感じである。やはり編者の差であろうか?先の3冊はもう一度読み返してみたいと思っているところである。 …続きを読む
    sin
    2013年08月22日
    12人がナイス!しています

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