増補「自分で考える」ということ

増補「自分で考える」ということ

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1963年04月04日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784043130016
label

増補「自分で考える」ということ

  • 著者 澤潟 久敬
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1963年04月04日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784043130016

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「増補「自分で考える」ということ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 理性や精神について説明している。自分で考えることとはまさにそれらを土台として一歩一歩進んでゆくことだ、というデカルト哲学の解説書。かなーり砕かれていて分かりやすい。 日本人に足りないのはデカルトで言う 理性や精神について説明している。自分で考えることとはまさにそれらを土台として一歩一歩進んでゆくことだ、というデカルト哲学の解説書。かなーり砕かれていて分かりやすい。 日本人に足りないのはデカルトで言う理性だ、から紡がれるまるで数式のような論理には全面同意です。読んで損なし。 …続きを読む
    tochork
    2010年12月24日
    2人がナイス!しています
  • 著者は哲学者(京都学派?)、で特にデカルトに傾倒している。古典的な意味での合理主義・啓蒙主義者であり、現代思想の流れからすると流行遅れ(?)の感がなくもないが、近代西欧の精神的基礎、強靭な思索を学ぶた 著者は哲学者(京都学派?)、で特にデカルトに傾倒している。古典的な意味での合理主義・啓蒙主義者であり、現代思想の流れからすると流行遅れ(?)の感がなくもないが、近代西欧の精神的基礎、強靭な思索を学ぶためには、このような啓発本も必要だったのであろう。現代はこの手の本はまず売れないだろうことは、残念でもある。内容は6本の講演あるいは雑誌への寄稿文。分かりやすい。 …続きを読む
    Sin'iti Yamaguti
    2024年08月02日
    0人がナイス!しています
  •  教育とは「教えて育てる」と書くが、知識やノウハウを「教」えて価値観を「育」てるからだろう。筆者はおそらく、へーゲルもハイデガーもカントも読んでいる。そしてそれを踏まえた知的倫理を説く。本書は、近代知  教育とは「教えて育てる」と書くが、知識やノウハウを「教」えて価値観を「育」てるからだろう。筆者はおそらく、へーゲルもハイデガーもカントも読んでいる。そしてそれを踏まえた知的倫理を説く。本書は、近代知の洗礼を受けた近代人のための自己教育の書である。 …続きを読む
    ありうす
    2015年11月10日
    0人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品