幽霊狩人カーナッキ

幽霊狩人カーナッキ

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1994年07月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784042700012
label

幽霊狩人カーナッキ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1994年07月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784042700012

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「幽霊狩人カーナッキ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 国書刊行会ドラキュラ叢書版の文庫化。怪異物件に切り込むゴーストハンター系のはしりで、初出が1913とホームズのライバル達の一人でもある。(ホームズを意識した部分がかなりある) 個人的に好きなのは「私の『電気 国書刊行会ドラキュラ叢書版の文庫化。怪異物件に切り込むゴーストハンター系のはしりで、初出が1913とホームズのライバル達の一人でもある。(ホームズを意識した部分がかなりある) 個人的に好きなのは「私の『電気五芒星』が効かないだと!?一体ヤツにどう対抗すれば…ってよく見たらタダの山賊かよ!おまわりさーん!!」という話であるw しかし霊媒はヒトに通用せず、拳銃はホンモノに通用しない世界の狭間を一人手探りでゆくカーナッキは博識ではあるが非力な存在であり、ビビる焦る逃げる辺りも後のコズミック系に繋がると感慨深い。 …続きを読む
    Kouro-hou
    2016年03月31日
    23人がナイス!しています
  • 94年の税込640円の初版。角川ホラー文庫で9編を収録。先発77年の国書刊行会の元本の表紙が本書の口絵となっている。各話に挿画も入っている。86年に学研から“狩人”を“探偵”に変えて刊行。後発08年に創元推理からも刊 94年の税込640円の初版。角川ホラー文庫で9編を収録。先発77年の国書刊行会の元本の表紙が本書の口絵となっている。各話に挿画も入っている。86年に学研から“狩人”を“探偵”に変えて刊行。後発08年に創元推理からも刊行され、それは10編収録だが10編目は新作ではなく報告した事件の抜粋要約となる。怪奇譚だけあって因果の割り切れない話が主で、カーナッキはハンターでもバスターでも無く・・原題通りGhost Finderなのだ。贋作の「発見」は本書では異色。海洋奇譚「ジャーヴィー号の怪異」は真骨頂。★★★★☆☆ …続きを読む
    ニミッツクラス
    2017年09月18日
    9人がナイス!しています
  • 図書館で借りて見た、クソ面白かったから買って手元に置くかも。 特に好きなのは『悲響の部屋』と『見えざる馬』、やっぱカプ厨のサガか恋愛要素を連想できる話が自分は好きらしい。特に『見えざる馬』は依頼者家族 図書館で借りて見た、クソ面白かったから買って手元に置くかも。 特に好きなのは『悲響の部屋』と『見えざる馬』、やっぱカプ厨のサガか恋愛要素を連想できる話が自分は好きらしい。特に『見えざる馬』は依頼者家族に対してカーナッキが尊敬の念のようなものを持ってたのが好き。 尊大でビビリで依頼は投げ出さない専門家なカーナッキのキャラが最高。依頼じゃなければ平気で逃げだしそうな辺りが単純なヒーローでは無い感じがして味わい深くしてくれる。 …続きを読む
    燃え尽きタコ
    2022年09月07日
    6人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品