引き攣る肉

引き攣る肉

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1988年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784042541141
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引き攣る肉

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1988年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784042541141

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「引き攣る肉」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1986年作品。ほぼ全編を犯罪者ヴィクター の視点で語られる。 強姦・刑務所・発砲に至る その内面が 生々しく描写されている、古典的な展開だが 迫力がある。壊れていくヴィクターの心が そして クレア、ディビット 1986年作品。ほぼ全編を犯罪者ヴィクター の視点で語られる。 強姦・刑務所・発砲に至る その内面が 生々しく描写されている、古典的な展開だが 迫力がある。壊れていくヴィクターの心が そして クレア、ディビット三者間の心理戦が いかにもミステリーで面白い。 真実はどこにあるのか、そして何が本当なのか.. クレアの存在が印象的な物語だった。 …続きを読む
    遥かなる想い
    2016年09月18日
    210人がナイス!しています
  • ひたすらに、気分が悪くなるストーリーだった。気持ち悪いのに、気になってどんどんとページをめくってしまう読書。登場人物のネジが、みんなしっちゃかめっちゃかな方向に、しかも、バラバラに巻かれてしまっている ひたすらに、気分が悪くなるストーリーだった。気持ち悪いのに、気になってどんどんとページをめくってしまう読書。登場人物のネジが、みんなしっちゃかめっちゃかな方向に、しかも、バラバラに巻かれてしまっているような…。文章のバックグラウンドから聞こえる不協和音。気味が悪すぎる。訳者の解説には、驚いた。私はその男に共感する部分は全く持てなかったので。 …続きを読む
    ケイ
    2016年12月04日
    119人がナイス!しています
  • 犯罪者の一方的な感情と論理、それを許す側の博愛・同情という美名の甘さ・心の緩みとの行き違いが生んだ当然の結果、というのが感想。思い込みの激しい凶悪犯罪者ヴィクターが出所して十数年前自分が撃って下半身不 犯罪者の一方的な感情と論理、それを許す側の博愛・同情という美名の甘さ・心の緩みとの行き違いが生んだ当然の結果、というのが感想。思い込みの激しい凶悪犯罪者ヴィクターが出所して十数年前自分が撃って下半身不随にした元刑事フリートウッドを訪ねると恋人のクレアも含めて受け入れてくれる。だが、受け入れ側のクレアの甘さが彼を増長させてとんでもない方向に進んでしまう…。何ともピンと来ない物語の進み具合である。作者の無理やり作り上げたストーリーのような気がして現実味が薄く、今ひとつ納得できない作品であった。G1000。 …続きを読む
    まふ
    2023年09月16日
    104人がナイス!しています

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