ロウフィールド館の惨劇

ロウフィールド館の惨劇

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1984年06月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784042541059
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ロウフィールド館の惨劇

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1984年06月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784042541059

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ロウフィールド館の惨劇」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 厭なミステリを書く作家だ。最初にネタバレさせておいて、それに至る過程を描く。それを読むのに耐えられないが、幸いにも文章が軽いから(訳者のおかげ)、ささっと読み終えた。イギリス文学のブラックユーモアは好 厭なミステリを書く作家だ。最初にネタバレさせておいて、それに至る過程を描く。それを読むのに耐えられないが、幸いにも文章が軽いから(訳者のおかげ)、ささっと読み終えた。イギリス文学のブラックユーモアは好きだけれど、これは粘ついた黒いコールタールみたい。汚くて、汚れを取ろうとしても容易には取れない。だから、もう、この人の作品は読まないことにしよう、間違って手に取らない限り。 …続きを読む
    ケイ
    2017年09月05日
    138人がナイス!しています
  • 冒頭から、いろいろ明かしながら、最後まで読者を離さない筆力はたいしたもの。タイトルが少し古めかしいか。 冒頭から、いろいろ明かしながら、最後まで読者を離さない筆力はたいしたもの。タイトルが少し古めかしいか。
    遥かなる想い
    2010年05月12日
    98人がナイス!しています
  • 「ユーニスが一家を殺したのは、読み書きができなかったためである」 この衝撃的な文章で始まる倒叙サスペンス。犯行動機や殺害方法は、最初から明らかである所に本作の特徴がある。物語はシンプル、ロウフィールド館 「ユーニスが一家を殺したのは、読み書きができなかったためである」 この衝撃的な文章で始まる倒叙サスペンス。犯行動機や殺害方法は、最初から明らかである所に本作の特徴がある。物語はシンプル、ロウフィールド館に召使として雇われたユーニスが、その結末に向かってジリジリと近寄っていくだけの話。しかし読者からすれば結末が解っているからこそ、「そちらを選んでは駄目だ」という叫びを起こさせ、また回避出来るのではという希望を持たせる。作者の構成の匠さ、読者への企みの精密さに下を巻く。人によって様々な思いを、引き出すだろう。 …続きを読む
    セウテス
    2017年02月18日
    79人がナイス!しています

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