最後に死すべき男

最後に死すべき男

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1991年12月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784042467038
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最後に死すべき男

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1991年12月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784042467038

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「最後に死すべき男」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 凄まじい小説だった。いい物を読ませて貰った。物語は第三帝国の崩壊、ベルリン陥落の約1ヶ月前から始まる。チャーチルとアイゼンハワーの造形が厚いし両人とも熱い。特にチャーチルの発言は小説の中で語った様に喋 凄まじい小説だった。いい物を読ませて貰った。物語は第三帝国の崩壊、ベルリン陥落の約1ヶ月前から始まる。チャーチルとアイゼンハワーの造形が厚いし両人とも熱い。特にチャーチルの発言は小説の中で語った様に喋ったんじゃないかと思わせる。それに対して主人公のドイツ軍中尉の造形は非常に薄く謎の人物として最期を遂げる。ヒトラーを描く小説は多少ヒトラーを小馬鹿にした様に描く小説が多い中、本作は非常に真面目に描いている。陥落寸前の総統官邸の地下壕に篭っているヒトラーの苦悩も伝って来る感じがした。実録映画を観ている様だった。 …続きを読む
    コージ
    2021年04月25日
    4人がナイス!しています
  • 荒廃したベルリンの様子がまるで地獄絵図のようにひしひしと伝わってきた アイゼンハワーとチャーチルの絡みはまるでノンフィクションをみてるような緊張感が伝わってきたし ヒトラーの末期の狂人さながらの様子は 荒廃したベルリンの様子がまるで地獄絵図のようにひしひしと伝わってきた アイゼンハワーとチャーチルの絡みはまるでノンフィクションをみてるような緊張感が伝わってきたし ヒトラーの末期の狂人さながらの様子は ナチスの崩壊と堕落をこれでもかと連想させる 物語の組立から描写にいたるまでこのページ数でよくまとまってる作品だった 面白い ☆9.0 …続きを読む
    デルタアイ
    2022年12月11日
    3人がナイス!しています
  • 秀逸 秀逸
    ドートマンダー
    2022年07月24日
    2人がナイス!しています

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