「マルドロールの歌」感想・レビュー
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個人的に石井洋二郎氏の翻訳が好み、でも、悪くない。栗田訳のほうに人気があることも判っているし。「解剖台の上のミシンと蝙蝠傘の偶然の邂逅のように美しい」この一節に関しては、レヴィ=ストロースが1977年の来 …続きを読む2013年03月23日24人がナイス!しています
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ロートレアモン、本名はイジドール・デュカスは、1880年24歳で一人、ひっそり亡くなった。ということは、この作品はまさに夭折の作家の作品ということになる。2017年08月22日15人がナイス!しています
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悪意と同性愛の連続するイメージを、ここまでの濃度で長文として凝縮させた集中力が、詩人の寿命を縮めたに違いない。2012年08月15日4人がナイス!しています