白い少女

白い少女

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1995年01月06日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041946015
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白い少女

  • 著者 桂 千穂
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1995年01月06日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041946015

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「白い少女」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 非常に読みにくい小説(笑) 視点も時系列も混乱させるような書き方なので、読んでいて落ち着かない。ネタは面白いんだけどなぁ…。売れないカメラマンが出会った少女を撮って成功するのだが、少女の正体は実は…という 非常に読みにくい小説(笑) 視点も時系列も混乱させるような書き方なので、読んでいて落ち着かない。ネタは面白いんだけどなぁ…。売れないカメラマンが出会った少女を撮って成功するのだが、少女の正体は実は…という話。最後に明かされる彼女の正体はなかなか新鮮で面白いのだが、いやいや待てって、それなら彼らが死んだ意味が分からん(笑) 読者がまだ何もピンと来てない頃から周囲の人たちが勝手に恐がり出すし、ホラーとしては?なデキ。本職は脚本家らしあが、やはり小説は勝手が違ったか。どうせならもっとエロくすれば良かったのに。 …続きを読む
    ジンベエ親分
    2018年03月10日
    32人がナイス!しています
  • 何十年にもわたってまったく同じ姿で写真に写り続ける人物…という、どこかで聞いたような怪談を下敷きにした中編。この世ならざるものに魅入られた芸術家…というモチーフも怪談としてはおなじみのもので、古きよき怪 何十年にもわたってまったく同じ姿で写真に写り続ける人物…という、どこかで聞いたような怪談を下敷きにした中編。この世ならざるものに魅入られた芸術家…というモチーフも怪談としてはおなじみのもので、古きよき怪談を現代風のラブストーリーに昇華した一編と言える。裕美子が人ならざる存在であることは序盤で示唆されており、ラストではその正体も明らかになるのだが、「じゃああまりにタイミングよく死んだあの人たちは偶然だったの?」とか微妙にスッキリしない点が多い。作者の狙いは「現代的なファンタジックホラー」であったのだろうが。 …続きを読む
    ジャッカル佐崎
    2024年02月04日
    2人がナイス!しています
  • 梗概は、大成を夢見るカメラマンである主人公が、列車の事故をきっかけに知り合う百合の馨を纏う少女、裕美子の美貌に魅され、彼女を被写体にすることで写真家として有名になっていく。しかし撮影するたびに妖しさ 梗概は、大成を夢見るカメラマンである主人公が、列車の事故をきっかけに知り合う百合の馨を纏う少女、裕美子の美貌に魅され、彼女を被写体にすることで写真家として有名になっていく。しかし撮影するたびに妖しさが増し虜になる主人公の運命が…と言った作品。 裕美子の穢されることのない神聖さと、人を破滅に導くような悪魔的美貌の表現は、過去の純文学的な表現で際立たされ高い評価が得られるだろう。 しかし、語り手の変更と大きな時系列の変更を同時に行ってしまうなど、小説的には少し読みにくいのが残念な点である。 …続きを読む
    準急
    2019年01月25日
    1人がナイス!しています

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