「常識について」感想・レビュー
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エッセイと言うほど、なま易しいものではなく、随筆と言うほど、情緒的なものでもない。じゃあ何かと問われれば、この本は彼の思想、人間としての姿そのものに他ならない。彼の話は難しい。扱う題材は骨董からスポー …続きを読む2018年11月04日8人がナイス!しています
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多分、小林秀雄氏の文章は、教科書や試験問題で出会っていた気がする。ちょっと硬い文を読むのもいいかなと図書館で借りたが、思った以上に難しく、4分の1も理解できなかった。けど、なんだろう、読んで心地よい。 …続きを読む2015年10月25日3人がナイス!しています
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前半はニヤニヤ(^^)。ニセの骨董品つかまされて「芸術はすべて過去の作品から真似てできている。盗作か作品かはその度合いが違うだけ」と負け惜しみ言うようなエピソード多く、まさか電車の中で小林秀雄読みながらニ …続きを読む2016年04月05日2人がナイス!しています