愛の詩集 室生犀星詩集

愛の詩集 室生犀星詩集

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年01月29日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041047071
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愛の詩集 室生犀星詩集

  • 著者 室生 犀星
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年01月29日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041047071

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「愛の詩集 室生犀星詩集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ☆☆☆☆ 如月小春の解説が良かった。若き日の没入するような読み方から、詩とともにある日常に静かに心を寄せるような読み方へ、そして老いれば老いるが故の懐かしく深い読み方へと移り変わっていく。そのように詩が寄 ☆☆☆☆ 如月小春の解説が良かった。若き日の没入するような読み方から、詩とともにある日常に静かに心を寄せるような読み方へ、そして老いれば老いるが故の懐かしく深い読み方へと移り変わっていく。そのように詩が寄り添ってくるのが室生犀星の良さなのかもしれない。「垣にそひて」より~爪は心に重みのあるときや/悒悒(くさくさ)したときによく伸びるといふ~ 「秋の終わり」「春の寺」「はる」「女人に対する言葉」「この喜びを告ぐ」「このひと」「昨日いらつしつて下さい」「みなあれから」が今回心に沁みた。 …続きを読む
    メタボン
    2016年02月06日
    24人がナイス!しています
  • 奥付を見ると、どうやら大学生のころに買ったらしい。部屋の掃除をしていたら発見した。ふと当時暮らしていた商店街を思い出す。「カラマーゾフ」を読んでいる最中だが、頁を繰りだしたら、読み終えていた。奇しくも 奥付を見ると、どうやら大学生のころに買ったらしい。部屋の掃除をしていたら発見した。ふと当時暮らしていた商店街を思い出す。「カラマーゾフ」を読んでいる最中だが、頁を繰りだしたら、読み終えていた。奇しくも作中で幾度かドストエフスキーに言及されていた。一読しただけで犀星の生涯が偲ばれてくる。素直な文章ということになるだろう。詩人の抒情が伝わってくる。鼻につく一文はない。どうやら抒情は作為的に表すものではないらしい。“海なりは空を行く”。簡潔にして豊穣な表現である。 …続きを読む
    不識庵
    2020年05月20日
    12人がナイス!しています
  • 「けど、/だめなの。/けど、どうでも、/もう、いいわよ、……」「雨は愛のやうなものだ/それがひもすがら降り注いでゐた」 「けど、/だめなの。/けど、どうでも、/もう、いいわよ、……」「雨は愛のやうなものだ/それがひもすがら降り注いでゐた」
    双海(ふたみ)
    2022年07月02日
    10人がナイス!しています

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