大菩薩峠14

大菩薩峠14

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1982年03月20日
判型:
文庫判
ページ数:
400
ISBN:
9784829110140

大菩薩峠14

  • 著者 中里 介山
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1982年03月20日
判型:
文庫判
ページ数:
400
ISBN:
9784829110140

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「大菩薩峠14」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大乗仏教を典拠とするこの大河小説だが「弁信の巻」で盲目の僧弁信が白骨の湯の中で長々と解く無明と真如の争いについての長広舌、わかったようなわからぬような減らず口に作者はひとつの根拠を託しているのであろう 大乗仏教を典拠とするこの大河小説だが「弁信の巻」で盲目の僧弁信が白骨の湯の中で長々と解く無明と真如の争いについての長広舌、わかったようなわからぬような減らず口に作者はひとつの根拠を託しているのであろう。離散集合のドラマの中でコンビを形成することも多いのだが、白骨を離れて弁信はお雪とともに関ヶ原へ向かうことになる。最後の章ではがんりきとのろまの清次という初登場の紙屑屋が関が原へ。そこには道庵先生が関ヶ原合戦の再現を企んでいる。大谷刑部にあこがれるお銀様もここにいる。米友はお銀様の元へ駆けつけようとしている。 …続きを読む
    uburoi
    2025年06月02日
    2人がナイス!しています

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