日本を撃て

日本を撃て

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年04月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784840215589

日本を撃て

  • 著者 見沢 知廉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年04月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784840215589

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「日本を撃て」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 雑誌連載の文章をまとめたもの。90年代末期のサブカル文化爛熟期に書かれたものだけあって、文章の端々にアングラ系文化人や無頼派作家(今はどちらも死語だが)の名前が見える。文章に通底しているのは一貫した「反 雑誌連載の文章をまとめたもの。90年代末期のサブカル文化爛熟期に書かれたものだけあって、文章の端々にアングラ系文化人や無頼派作家(今はどちらも死語だが)の名前が見える。文章に通底しているのは一貫した「反体制」「反権力」の姿勢である。神戸連続児童殺傷事件の少年Aを「反権力の意志を持っている」と定義するなどの辺りは、いかにも見沢らしい見方である。他のレビュアーの方も書いているが、3・11後の今、見沢が生きていたらどうであったろう。「本当の敵」を見つけて我々にアジをぶってくれていただろうか。 …続きを読む
    半木 糺
    2013年05月03日
    6人がナイス!しています
  • 経歴にそぐわぬ著者のお茶目さと、自死の一因(社会の閉塞)が端的に見えて、納得と哀惜に襲われる。震災後の日本を見て欲しかった。 経歴にそぐわぬ著者のお茶目さと、自死の一因(社会の閉塞)が端的に見えて、納得と哀惜に襲われる。震災後の日本を見て欲しかった。
    hikarunoir
    2013年04月15日
    2人がナイス!しています
  • 「BURST」に連載していたエッセイなどを収録。自身のハードすぎる刑務所体験から、読み手の10代読者に「イリーガルドラッグは割りにあわないぜ」と語る姿勢にこの人なりの背筋の伸びのようなものを感じる。「ティー 「BURST」に連載していたエッセイなどを収録。自身のハードすぎる刑務所体験から、読み手の10代読者に「イリーガルドラッグは割りにあわないぜ」と語る姿勢にこの人なりの背筋の伸びのようなものを感じる。「ティーンズロード」でやってたという人生相談をまとめて読みたい。 …続きを読む
    くさてる
    2006年07月06日
    2人がナイス!しています

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