掲載開始日 2017年02月10日
直木賞受賞第一作!恩田陸著『失われた地図』2月10日(金)発売!!
日本各地の旧軍都から“記憶”が溢れ、暴れ出す!? 日本を襲う謎の「裂け目」とは? “恩田ワールド”全開の最新エンターテインメント長編!
『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞を受賞した恩田陸氏。株式会社KADOAKWAは、受賞第一作となる『失われた地図』を2月10日(金)に発売いたします。
『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞を受賞した恩田陸氏。株式会社KADOAKWAは、受賞第一作となる『失われた地図』を2月10日(金)に発売いたします。
1992年に『六番目の小夜子』でデビューして以降、本屋大賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、山本周五郎賞と数々の文学賞に輝き、今年、6度目のノミネートで直木賞を手にした恩田陸氏。ジャンルの枠にとらわれない独自の世界観で数多くの作品を生み出し続ける恩田氏の受賞第一作、『失われた地図』が早くも本日発売となります。
旧軍都に突如発生する「裂け目」から、かつてその場所に生きた人々の記憶が異形のものとなって蘇り、火災や事故が頻発するようになる。元夫婦で「裂け目」を封じる能力を携えた遼平と鮎観(あゆみ)、そして遼平の甥の浩平の3人は、正体不明の敵に闘いを挑んでいくが・・・・・・。
恩田ワールド全開!そして、写真ではお届けしきれない美しい装幀も魅力的な本作を、ぜひお楽しみください。
<直木賞受賞第一作『失われた地図』について>
■物語
新時代の到来は、闇か、光か。
錦糸町、川崎、上野、大阪、呉、六本木・・・・・・。
日本各地の旧軍都に発生すると言われる「裂け目」。
かつてそこに生きた人々の記憶が形を成し、現代に蘇る。
鮎観(あゆみ)の一族は代々、この「裂け目」を封じ、記憶の化身たちと戦う“力”を持っていた。
彼女と同じ一族の遼平もまた、同じ力を有した存在だった。
かつては愛し合った二人だが、二人が結婚し、
息子、俊平を産んだことから運命の歯車は狂いはじめ・・・・・・。
★KADOKAWAの恩田陸氏おすすめ作品一挙公開!
http://www.kadokawa.co.jp/pr/b2/ondariku/
■著者紹介
恩田陸(おんだ りく)
1964年、宮城県生まれ。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、『六番目の小夜子』でデビュー。2005年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞受賞。06年、『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門賞受賞。07年、『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞受賞。17年、『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞受賞。主な著作に『ネバーランド』『黒と茶の幻想』『上と外』『ドミノ』『チョコレートコスモス』『私の家では何も起こらない』『夢違』『雪月花黙示録』など。
■書誌情報
発売日:2017年2月10日(金)
定価:本体1400円+税
頁数:248頁
体裁:四六判上製
装幀:常松靖史
写真:『続 眠らない風景』松本コウシより
発行:株式会社KADOKAWA
★電子書籍同時配信予定