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掲載開始日 2022年11月11日

児童文庫シェアNo.1※ 第10回角川つばさ文庫小説賞《金賞》受賞作『泣き虫スマッシュ! がけっぷちのバドミントンペア、はじまる!?』が発売

※児童文庫レーベルトップシェア。公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所調べ



株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、「第10回角川つばさ文庫小説賞」一般部門《金賞》受賞作である『泣き虫スマッシュ! がけっぷちのバドミントンペア、はじまる!?』(平河ゆうき・作 むっしゅ・絵)を11月9日(水)に刊行しました(電子書籍も同日発売)。

「第10回角川つばさ文庫小説賞」一般部門《金賞》受賞作『泣き虫スマッシュ!』
特集ページURL:https://tsubasabunko.jp/special/sp2211-a.html



「バドミントン」で出会った二人が、周囲からの偏見や障壁に立ち向かう!






今年度の角川つばさ文庫小説賞《金賞》受賞作は、「周囲から『自分らしさ』を押しつけられた」という共通点をもつ二人が主人公。バドミントンのダブルスを組み、時にぶつかりながらも、手を取り合って心の傷を乗り越えていきます。
SDGsの一環として「スポーツSDGs」が取り上げられ、社会におけるスポーツの重要性が注目されていますが、まさに本作は、バドミントンを通じて「わたしらしさ」「自分にしかできないこと」を見つけていく物語です。

★スポーツSDGsとは
スポーツの持つ、人々を集め巻き込む力を活用し、よりよい社会づくりのための課題の共有と、解決に向けて主体的に行動する人々を創出していくこと。


みずみずしいキャラクター描写が魅力


主人公は、バドミントンという「自分の好き」を否定されてしまった奈央と、
身長が高いがゆえの周囲からのプレッシャーに苦しみ、スポーツにトラウマがあることり。

小説賞の選考会では、魅力的なキャラクター造形と、疾走感のあるストーリーの中での細やかな感情描写が評価されました。

●選評抜粋
「個性の違うふたりの主人公の、心温まる強い友情と、まっすぐな思いが生き生きと描かれている。」――あいはらひろゆき氏

「それぞれのキャラクターが立っていて感情移入しやすい。」――宗田理氏

「試合のシーンは、鮮やかで迫力あるものでした。」――本上まなみ氏

※選評全文
https://tsubasabunko.jp/award/announce-ippanVol10.html


作品紹介


【信じてみてよ、二人だからできること————!】
二人一組でチームを組む、バドミントンの「ダブルス」。
小学5年生の奈央は、自分のせいで大切な試合に負けてしまう。
「もうやめれば?」って否定されても、大好きだから!
————転校先で新しいペアを探すことに。
出会ったのは、トクベツな才能(!?)をもった、同級生のことり。
バドミントンに誘うけど、「スポーツはもう絶対にしない」って完全キョヒ!?
それには、奈央と同じように、「らしさ」を押し付けられたことが関係していて…?

選考会で評価された、繊細な心情描写に加え、主人公ペアの友情により強く焦点を当てる形で改稿し、さらにパワーアップしました。

バドミントンの経験の有無にかかわらず、また、子どもはもちろん、おとなが読んでも、
読み終わったときに、一歩をふみ出す勇気をもらえる応援ストーリーです。
ぜひ、ご注目ください!


著者紹介


平河ゆうき(ひらかわ・ゆうき)
香川県出身、大阪府在住。第10回角川つばさ文庫小説賞「金賞」を受賞し、本作でつばさ文庫デビュー。小説も読むが漫画はもっと大好き。バドミントンについて、いちから勉強中。


イラストレーター紹介


むっしゅ
いま大注目の漫画家・イラストレーター。第24回電撃大賞電撃コミック大賞部門銀賞受賞。『青のアウトライン 天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法』(ファンタジア文庫)の装画、『花は咲く、修羅の如く』(武田綾乃・原作/ヤングジャンプコミックス)の漫画などを手掛ける。


書誌情報


2022年11月9日(水)発売 ※電子書籍も同日発売
『泣き虫スマッシュ! がけっぷちのバドミントンペア、はじまる!?』
作:平河ゆうき / 絵:むっしゅ
判型:新書版  ページ数:232 ページ
定価:770円(本体700円+税)
ISBN:9784046322067
発行:株式会社KADOKAWA
■詳細URL:https://tsubasabunko.jp/product/nakimushismash/322207000664.html

作品あらすじ
あたし奈央! バドミントンが大好きな小学5年生。
二人で一つのチームを組む「ダブルス」の大切な試合、あたしのせいで負けちゃった。
けれど、このままじゃ終われない!
転校先で出会ったのは、トクベツな才能(!?)をもった、ことりちゃん。
最高の新しいパートナーを見つけた!
でも「スポーツはもう絶対にしない」って完全キョヒ!?
それには、あたしと同じように、「らしさ」を押し付けられたことが関係していて?

バドミントンで証明したいんだ、「自分にしかできないこと」が、誰にでもあるんだって!
「好き」のために一歩をふみ出したいキミへ、勇気をくれる応援ストーリーです!!






小説賞受賞作品と、受賞作をふくむアンソロジーを4か月連続で刊行予定!


一般部門<特別賞>受賞作
『学校の怪異談 真堂レイはだませない』
作:星奈さき / 絵:negiyan
発売日:2022年12月14日
■詳細URL:https://tsubasabunko.jp/product/kaiidan/322208000971.html

「四つ子ぐらし」「スイッチ!」が入ったトキメキがいっぱいの短編集!
『おもしろい話、集めました。(W)』 (※W=ホワイト)
作:ひのひまり/深海ゆずは/平河ゆうき/高杉六花
絵:佐倉おりこ/加々見絵里/むっしゅ/杏堂まい
発売日:2023年1月12日発売予定

「絶体絶命ゲーム」「恐怖コレクター」が入ったスリルがいっぱいの短編集!
『おもしろい話、集めました。(N)』 (※N=ナイト)
作:藤 ダリオ/佐東みどり・鶴田法男/星奈さき/大空なつき/佐織えり
絵:さいね/よん/negiyan/アルセチカ/のう
発売日:2023年2月8日発売予定


角川つばさ文庫 概要


2009年3月創刊。「次はどんな本を読もう ?」そんな子どもたちの「読みたい気持ち」を応援する、KADOKAWAが発行する、主に9~13歳の児童を読者対象とする児童文庫レーベルです。
2012年から連続してジャンル別売上ナンバーワン※。KADOKAWAの持つコンテンツや読者を楽しませるノウハウを子どもたちのために駆使し、青春、冒険、ファンタジー、恋愛、学園、SF、ミステリー、ホラーなど幅広いジャンルの作品を刊行しています。
レーベル名には、物語の世界を自分の「つばさ」で自由自在に飛び、自分で未来をきりひらいてほしい。本をひらけば、いつでも、どこへでも・・・そんな願いが込められています。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』『新訳ふしぎの国のアリス』『怪盗レッド』『四つ子ぐらし』『時間割男子』シリーズなど。毎月15日頃発行。
※出典:公益社団法人 全国出版協会 出版科学研究所「出版指標年報 2021年版」

■公式ホームページ:https://www.tsubasabunko.jp


角川つばさ文庫小説賞 概要


角川つばさ文庫小説賞は、小・中学生のこどもたちにもっと読書を楽しんでもらいたい、という願いを込めて2011年9月に創設された小説賞です。「角川つばさ文庫」からの出版を前提とする〈一般部門〉、応募資格を中学生以下に限定した〈こども部門〉ともに、今年で第11回を迎え、毎年多くの作品が集まっています。

■公式ホームページ:https://www.tsubasabunko.jp/award/