掲載開始日 2017年03月01日
KADOKAWAがマレーシアで、訪日旅行客向けの定期刊行誌「JapanWalkerマレーシア」を創刊
株式会社KADOKAWA(東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)の海外拠点であるKADOKAWA GEMPAK STARTZ SDN BHD(マレーシア クアラルンプール、Managing Director:Chris Yew)は、訪日旅行者向けに、日本の最新情報などを紹介する雑誌「JapanWalkerマレーシア」を2月28日に創刊いたしました。
KADOKAWAは、日本国内5地域で、エリア情報誌「Walker」シリーズを定期刊行し、WEB「Walkerplus」、アプリ「WalkerTouch」といった様々なメディアで、エリア情報を配信しております。また、アジア各地でも日本のWalkerと各海外拠点の編集部が連携し、雑誌、WEBといったメディアや現地でのイベント開催など、さまざまな形でのインバウンドビジネスを手掛けてきました。台湾、香港、中国でのメディア事業に続き、訪日客が増えている東南アジア圏にも進出し、まずはマレーシアにおいて、これまでのノウハウ、現地法人のリソースとネットワークを活かして、さらなる訪日インバウンドビジネスの増大を図ってまいります。
マレーシアで創刊となる訪日情報誌「JapanWalkerマレーシア」は、現地のニーズに合わせて、英語版とマレー語版の二版で刊行いたします。また英語版においては、シンガポールでも販売の予定です。これまでの台湾・香港・中国で展開してきた情報誌作りのノウハウを継承し、現地編集スタッフが、現地の読者視点に立って、記事を編集し、読者の興味を引き出して、訪日観光を促進します。マレー語版では、多くの旅行者が求めているムスリム情報もカバーし、旅行者が不安なく旅行できるようサポートいたします。
■媒体概要
【誌名】JapanWalkerマレーシア マレー語版 / 英語版
【発行部数】マレー語版30,000部、英語版30,000部
※発行地区:マレーシア(45,000部)、シンガポール(15,000部)
【創刊】2017年2月
【発行日】季刊(2月・4月・7月・11月)発売予定
【予価】RM18 (約450円)、SGD9.90(約790円) ※全て税込み
【判型(予定)】A4変型判(270×200ミリ)
【仕様】平綴じ/左開き/130ページ
【本文印刷】オールカラー
【表記言語】マレー語・英語
【発行元】KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN BHD
■特集方針(マレー語版/英語版共通)
発行時期の季節に合わせた特集を掲載。1年を通じて湿気があり、とても暑いマレーシアでは、日本の四季を体験することに大きな魅力と価値を見出しています。そこで、第1特集では日本旅行で一番の魅力を感じてもらっている「季節もの+観光」に焦点を当てます。季節に絡めた食文化も発信します。第2特集では、マレーシア人が興味をもつ“祭り”“伝統行事”などに触れながら、日本のカルチャーを紹介します。
また、台湾・香港・中国でも実施してまいりました、現地に合わせた手法で、各企業様や自治体様とタイアップした観光プロモーションや食材、文化のプロモーションイベントなども開催していく予定です。
■マレーシア市場について
2016年は過去最高の394,200人が訪日し、前年比129.1%の伸び率
マレーシアから日本への訪日観光客は平均年率130%程度の増加傾向にあり、2016年は過去最高の394,200人が訪日し、前年比129.1%の伸び率となる。2011年比で483%の伸び率にあり、今後も訪日旅行者の増加が見込める。個人旅行者も多く、自ら旅をアレンジする傾向が強いのも特徴。
■KADOKAWA GEMPAK STARTZ SDN BHDとは
当社の100%子会社である KADOKAWA HOLDINGS ASIA Ltdが80%の株を保有するマレーシアのグループ会社です。社内クリエイターによる自社コンテンツ IP の開発力に強みを持つマレーシアのコミック・児童書等の出版大手であり、子供向け学習マンガ等をはじめとする人気シリーズタイトルを自社 IP として多数保有し、主にマレーシア国内向けにマレー語、中国語、英語の 3 カ国語で同時展開しています。
当社のノウハウを活用し、既存コンテンツ IP の映像化、マーチャンダイジング、ゲーム化、デジタル化等のメディアミックス展開、あるいはインドネシアをはじめとする近隣の東南アジア諸国、中華・英語圏市場等のマレーシア以外の海外市場への展開等などを目的に、2015年にKADOKAWAグループ入りをしました。今回の訪日メディア事業も新規事業としてKADOKAWAがサポートを行い、事業展開いたします。