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掲載開始日 2020年09月18日

第1弾として“アルゴリズム人財”を考えるWebセミナー開催

ASCII×AtCoder 優れたエンジニアの育成・採用を支援する取り組みを開始

株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区 代表取締役社長:加瀬典子)とAtCoder株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:高橋直大)は、メディア事業「ASCII」と競技プログラミング「AtCoder」の協業による、優秀なエンジニアの育成・採用に向けた取り組みを開始しました。その第1弾として9月24日(木)に、Webセミナー「今後10年、ビジネスの成否を左右する『アルゴリズム人財とは?』」を開催いたします。



アルゴリズムとは、ある課題を解決するための計算・処理の手順のことで、主に数学やコンピューターに関連して使われるものですが、ユーザー体験の向上や物流の最適化など、さまざまなサービスや事業の効率化にも広く活用されています。本Webセミナーでは、アルゴリズムに精通した優秀なエンジニア「アルゴリズム人財」が活躍した事例を紹介しつつ、主に競技プログラミングを活用した彼らの育成や採用について考えます。

角川アスキー総合研究所とAtCoderでは「ASCII×AtCoder」として、DX(デジタルトランスフォーメーション)におけるアルゴリズムおよびアルゴリズム人財の重要性の理解を促し、ポストコロナ時代に即した採用手法を検討いただくために、イベントの実施や共同でのサービスの提供など、今後さまざまな取り組みを実施いたします。

【開催概要】
タイトル:今後10年、ビジネスの成否を左右する『アルゴリズム人財』とは?
     ― 競技プログラミングで磨かれたアルゴリズム人財が生み出す、新たな可能性 ―
主催: 株式会社角川アスキー総合研究所、AtCoder株式会社
開催日時: 9月24日(木) 14:00~16:00
会場・定員: Zoomによるオンライン開催
参加費: 無料
対象: 企業のエンジニア採用・育成担当者、オープンイノベーション担当者
内容:
■はじめに(冒頭セッション) 14:00~14:15
・AtCoder株式会社 代表取締役社長 高橋 直大 氏
アルゴリズム人材を鍛える競技プログラミングや、AtCoderについてご紹介します。
■第1部 ビジネスの効率化にアルゴリズムはどのように活用できるのか? 14:15~15:10
・ヤマトホールディングス株式会社 執行役員 データ戦略担当 中林 紀彦 氏
・フューチャー株式会社 SAIG(Strategic AI Group) アーキテクト 塚本 祥太 氏
Webサービスのユーザー体験の向上、リアルな物流の運送効率の向上など、実事例を紹介しつつ、アルゴリズムがどのようにビジネスを変えるのかを考えます。
■第2部 優れたアルゴリズム人財を、どのように育て、そしてどう採用するか? 15:10~16:00
・Ruby開発者 まつもとゆきひろ 氏
・フューチャー株式会社 SAIG(Strategic AI Group) アーキテクト 塚本 祥太 氏
・AtCoder株式会社 代表取締役社長 高橋 直大 氏
アルゴリズムの知識が重要となるこれからにむけて、どうアルゴリズム人財を育成するのか、そしてどのように採用に結びつけるのか。成果もふまえて語ります。

お申し込み: https://webinar.atcoder.jp/20200924webinar.html

【登壇者紹介(登壇順)】
・AtCoder株式会社 代表取締役社長 高橋 直大 氏
AtCoderの代表取締役にして競技プログラマー。マイクロソフト主催のプログラミングコンテストである「イマジンカップ2008」のアルゴリズム部門において世界3位入賞、NASA主催のコンテストで書いたソースコードがスペースシャトルの航行に使用されるなど、数々の実績を持つ。
・ヤマトホールディングス株式会社 執行役員 データ戦略担当 中林 紀彦 氏
2002年、日本アイ・ビー・エム入社。データサイエンティストとして数々の企業のデータ活用を支援。その後、オプトホールディング データサイエンスラボの副所長、SOMPOホールディングス チーフ・データサイエンティストを経て2019年8月、ヤマトホールディングス入社。また、筑波大学大学院の客員准教授としてビッグデータ分析の教鞭も取る。
・フューチャー株式会社 SAIG(Strategic AI Group) アーキテクト 塚本 祥太 氏
サーバーサイドエンジニアとして大規模スクラッチ開発を経験。Futureに入社し大手物流企業のシステム刷新に携わった後、アルゴリズムを駆使した価値提供を志してAIチームに異動。顧客のドアオープンから入り込み、チームをリードしつつ自身もコーディングを行うなど、一気通貫で課題解決に従事する。
・Ruby開発者 まつもとゆきひろ 氏
1965年鳥取県米子市生まれ。世界的に使われているプログラミング言語「Ruby」の開発者。株式会社ネットワーク応用通信研究所フェロー、Rubyアソシエーション理事長、島根県松江市名誉市民。本名は松本行弘(読み同じ)で、Matzの愛称で親しまれている。1984年、筑波大学第三学群情報学類に入学。1995年にニュースグループ「fj」上で公開したオブジェクト指向スクリプト言語「Ruby」は、2012年4月1日に、日本発のプログラム言語としては初めてISO/IEC規格として承認された。
・モデレーター: 株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員 遠藤 諭
1956年新潟県長岡市生まれ。プログラマーを経験後、1985年にアスキーに入社、『月刊アスキー』編集部に配属。1990より編集長。その後、月刊アスキー編集人、株式会社アスキー取締役などを経て2013年より現職。
主な著書に『新装版 計算機屋かく戦えり』『ジェネラルパーパス・テクノロジー(共著)』『ソーシャルネイティブの時代』『NHKITホワイトボックス世界一やさしいネット力養成講座パソコンとケータイ頭のいい人たちが考えたすごい!「仕組み」(共著)』など。


株式会社角川アスキー総合研究所
角川アスキー総合研究所は、KADOKAWAグループに属するシンクタンク、リサーチ・メディア企業です。KADOKAWAグループの持つコンテンツ力、メディア力、リサーチ力に関する技術力を活かし、日本のメディア・コンテンツ産業に貢献すべく、課題となる重要テーマに日々取り組んでいます。
http://www.lab-kadokawa.com

AtCoder株式会社
AtCoder株式会社は、206,108人(うち日本人113,734人)が参加登録し、毎週開催される定期コンテストには約11,000人が挑戦する、日本最大の競技プログラミングコンテストサイト『AtCoder(https://atcoder.jp/)』を運営しています。その他にも、高度IT人材採用・育成事業として、コンテスト参加者の成績を8段階にランク付けした「AtCoderランク」を利用する転職・求職支援サービス『AtCoderJobs(https://jobs.atcoder.jp/)』や、IT人材のプログラミングスキルを可視化できる検定『アルゴリズム実技検定(PAST)(https://past.atcoder.jp/)』のサービスを展開しています。