掲載開始日 2019年10月03日
経済産業省中小企業庁より「起業家教育」事業を受託 トライアル・プログラムを全国5校の高等学校で開催
株式会社KADOKAWA/株式会社角川アスキー総合研究所
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)では、経済産業省中小企業庁より「令和元年度起業家教育事業」を受託し、グループ会社である株式会社角川アスキー総合研究所(本社:東京都文京区、 代表取締役社長 :加瀬 典子)とともに 、高校生を対象とした起業家を育成するトライアル・プログラムを実施しております。
本事業では、全国の高等学校5校において、地域課題の解決や学校の授業に合わせたトライアルを実施し、各地域の起業家とのコミュニケーションを図りながら「起業家マインドの醸成」「起業家教育ネットワークの構築」を養うことを目指します。トライアル終了後には完成版のカリキュラムを2020年3月に公開予定です。
当グループでは、先端テクノロジーとオープンイノベーションに関わる情報を配信するメディア「ASCII STARTUP」の運営や、ビジネスセミナー・展示交流イベントの開催を通したスタートアップの支援事業、ならびに、N高等学校等の学校運営を通して教育事業に取り組んでまいりました。
今後も更にグループ内の連携を活かし、幅広い事業展開を推進してまいります。
【令和元年度起業家教育事業 概要】
全国5か所の高等学校で標準カリキュラムを用いたトライアルを実施。
トライアル実施の知見や外部有識者の意見をもとに「起業家教育標準カリキュラム」の完成版を作成。
起業家教育標準カリキュラム作成の目的: 全国的な創業機運を高めるために高等学校で起業家教育プログラムを実施できるツールとなること。
実施期間:2019年7月~2020年3月
トライアル対象高等学校: ・宮城県涌谷高等学校(宮城県) ・長野県小諸商業高等学校(長野県) ・三重県立宇治山田商業高等学校(三重県) ・鳥取城北高等学校(鳥取県) ・鳥取敬愛高校(鳥取県)
●監修者紹介:
小磯 卓也 (株式会社 Personal Marketing / 代表取締役社長)
マーケティング支援会社「株式会社Personal Marketing」、完全非営利団体「一般社団法人七夕協会」の2つの代表を務める。経営者・役員へのマーケティング指導、大学生・高校生への起業家教育の支援、園児~小学生の夢・願いごとの応援、日本伝統の奨励支援、地方創生など幅広く行っている。
【略歴】
栃木県出身。大学卒業後、2005年に総合通販「ネットプライス 」に入社、子会社「デファクトスタンダード」に移動し「Brandear」を仲間と立ち上げる。2015年にマーケティング会社「Personal Marketing」を設立。2016年に日本伝統文化の奨励・支援団体「一般社団法人七夕協会」を設立。
鈴木 健 (N高等学校 / 起業部顧問)
学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校
キャリア開発部 PBL課長/起業部顧問
【略歴】
東京都町田市出身。教育事業会社を経て、学校法人角川ドワンゴ学園に入職。通学コース立ち上げに参画後、PBL(プロジェクト型学習)担当に。2018年、本気で起業を目指す「起業部」を立ち上げ、顧問に就任。初年度に生徒の法人設立を実現。経営管理修士。
熊野 正樹 (九州大学 学術研究・産学官連携本部 准教授)
九州大学 学術研究・産学官連携本部
ベンチャー創出推進グループ 准教授 /博士(商学)
九州大学起業部顧問
【略歴】
同志社大学卒業後、銀行、コンサルティング会社、TV番組制作会社、 上場ベンチャーを経て2005年に起業。
同志社大学専任講師、崇城大学准教授を歴任。2016年6月より現職。福岡市国家戦略特区指定法人評価委員会委員長。一般社団法人QU Ventures代表理事。