トピックス

掲載開始日 2019年03月05日

栄冠は初優勝・獏短歌会(國學院大學 他)の手に!【第5回 大学短歌バトル2019 学生短歌会対抗 超歌合】 本戦3/2(土)、飯田橋「神楽座」にて熱く開催!!

日本の文化振興に寄与するための事業を手掛ける公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区富士見1-12-15 理事長:角川歴彦)は、「第5回 大学短歌バトル2019 学生短歌会対抗 超歌合」を2019年3月2日(土)13時~17時、飯田橋・神楽座にて開催しました。






「はじめての自転車姿何枚も撮る 恋がまだ元気なうちに」(決勝中堅戦 題「姿」)

短歌研究新人賞受賞の武田穂佳を擁し、
予選から圧倒的な強さを見せたドリームチーム獏短歌会(國學院大學 他)が
平成最後の真剣勝負、現代版「歌合」を見事に制覇!!



3月2日(土)、「第5回 大学短歌バトル2019 学生短歌会対抗 超歌合」が東京・飯田橋の神楽座で開催され、厳しい予選を勝ち抜いた各大学短歌会が日本の伝統文芸競技「歌合(うたあわせ)」でその腕を競い合った。




大学短歌バトルは、大学生歌人が学生生活をかけて目指す一大ステージであり、今後の日本短歌界全体の発展を占う短歌の祭典。デジタル時代に適合させ、エンターテインメント性を盛り込みながら、全国どこでもネットを通じて同時に観戦できる新時代の短歌イベントとして、年々盛り上がりを見せている。今年は早くも第5回を数え、すでに聖地化しつつある飯田橋「神楽座」は、早朝から競技参加のために集まった大学生たちの高まる熱気に包まれた。

 
 今回、ニコニコ動画のインターネット配信では1万2000人強が視聴。歌人の栗木京子さん、穂村弘さん、小島なおさんが判者となり、8チーム各3人が精魂を込めた短歌の真剣勝負にしのぎを削った。




 見事、優勝の栄冠に輝いたのは國學院大學、日本大学、北海道大学の混合チームで挑んだ獏短歌会。「寺山修司」「姿」「春」の決勝戦の題詠では、圧倒的な表現力で歌いあげ、〈寺山修司知らないきみが手を広げ海だよと言う海がはじまる〉〈はじめての自転車姿何枚も撮る 恋がまだ元気なうちに〉が判者に高く評価された。3年連続決勝戦に進出し、2度目の優勝を目指した岡山大学は決勝で涙を呑んだ。

 表彰式では、今年から大学短歌バトル制覇の新たなシンボルとなる優勝カップが獏短歌会に授与され、戦い終えた3人は喜びをかみしめた。




 
 また最優秀方人(かたうど=歌詠み/作者)は、京大短歌の金山仁美さん〈なんどでも笑えるどこからどこまでが恋文なのかわからぬ日誌〉、最優秀念人(おもいびと=評者)は、team TOKUGAWAの落合きりさんが受賞した。

 その他、結果詳細は以下の通りです。


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/5613_1.jpg ]





 角川文化振興財団より刊行されている、『短歌』では4月号(3月25日発売)で本イベントの速報を、
 5月号(4月25日発売予定)では、詳細レポートを掲載予定。
 http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/tanka/

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/5613_2.jpg ]



番組ページ
http://live2.nicovideo.jp/watch/lv317469945
「第5回 大学短歌バトル2019」に直接アクセス
または、
1. 「ニコニコ生放送 大学短歌バトル」で検索
2. 「第5回 大学短歌バトル2019」へアクセス

角川『短歌』
FaceBook:https://www.facebook.com/kadokawatanka
Twitter: @kadokawa_tanka

【本件に関するお問合せ先】
公益財団法人 角川文化振興財団
『短歌』編集部 短歌バトル係
TEL:03-5215-7821/FAX:03-5215-7822/
E-mail:tankabattle@gmail.com