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掲載開始日 2018年10月05日

運転中でも安全にスマホが使える!! SDLアプリコンテスト開催のお知らせ

賞金総額100万円、グランプリ+四輪・二輪部門等5つの特別賞

SDLアプリコンテスト実行委員会は、SmartDeviceLink(以下SDL)に対応するアプリを広く募集する、「クルマとスマホがつながる SDLアプリコンテスト」を開催いたします。

本コンテストは、自動車メーカー10社(トヨタ自動車、日産自動車、マツダ、SUBARU、ダイハツ工業、三菱自動車工業、スズキ、ヤマハ発動機、川崎重工業、いすゞ自動車)ほかで構成される、SDLの普及を目的とした団体SDLコンソーシアム日本分科会の協力で実施するものです。


運転中の「ながらスマホ」は大変危険! SDLで安全な利用を
 2016年の交通違反検挙件数の3位は「携帯電話使用違反」(通話や画面注視)、つまり「ながらスマホ」でした。また、これよる交通事故が年間1,999件(死亡事故27件)も発生しています。そして「ながらスマホ」については、道路交通法の改正によって罰則が強化される見通しです。一方で、違法であり危険であると分かっていても、運転中にスマートフォンを使いたいというニーズがあるのもまた確かです。こういった状況を解決するのが、SDLなのです。


 SDLは、クルマやバイクとスマートフォンを連携させるオープンソースの国際標準規格です。iPhone・AndroidアプリがSDLに対応していれば、クルマやバイクの運転中でもアプリを安全に使えるようになります。具体的には、スマートフォン側のデータ、位置情報や音楽データ、SNSへのアクセスなどを、SDLに対応したカーナビなどの車載機経由で行えるようになり、クルマの中で合法かつ安全に操作できます。また、エンジン回転数や車速、ドアの状態など、クルマの状態をスマートフォンアプリ側から取得することも可能です※。
※車速等のクルマ側のデータの使用には、自動車メーカー各社の許諾が必要です。

アプリ開発者や既存アプリの事業者から、広く対応アプリを募集
 本コンテストでは、AndroidまたはiOSでの、対応アプリの新規開発、およびすでに提供中の自社アプリからSDLのAPIを呼び出す事例を、広く募集いたします。四輪・二輪、個人向け・業務向けなど、また「運転中に○○したい」「スマホの○○をカーナビから使いたい」といった、実際のクルマやバイクでのスマートフォン利用での課題に即したアプリの応募をお待ちしております。個人、グループ、企業や学校など、いずれでもかまいません。すぐれたアプリの開発者には、グランプリとして賞金50万円と副賞を贈呈。特別賞含め、賞金総額は100万円です。ぜひ、ふるってご応募ください。

ダッシュボードに組み込めるSDL開発キット(車載機)を販売、実際にテストが可能
 10月中に発売される開発キット(アスキーストア http://ascii-store.jp/ にて価格4万円弱を予定)を実際に車に組み込んで、開発したアプリを実情に即した形でテストすることが可能です。なお、本コンテストはエミュレーター(無償)の上で動作している状況を撮影した動画などと、説明資料でご応募いただけます。開発キットの購入は必須ではなく、また審査にも影響しません。

大学・高専などに、SDL開発キット(車載機)を無償提供のプログラムを用意
 本コンテストに応募される大学・高専などの学校関係の方は、学部・学科を問わず、事務局にご連絡ください。簡単な開発プラン等を確認させていただいた上で、SDL開発キット(車載機)を無償配布するプログラムを用意しています(開発内容などによっては対応できない場合があります)。

■開催概要
名 称: クルマとスマホがつながる SDL(スマートデバイスリンク)アプリコンテスト
主 催: SDLアプリコンテスト実行委員会(事務局:角川アスキー総合研究所)
協 力: SDLコンソーシアム日本分科会
募集内容:SDLを利用したAndroid、またはiOSアプリ
応募期間:2018年10月3日(水)~2019年1月31日(木)
応募方法:コンテスト専用サイト( http://sdl-contest.com/ )にて、以下をご提出ください。
    (1)応募作品の動きがわかる動画および画像
    (2)作品内容の説明資料(PDF)
受賞発表:事務局による事前審査の結果発表は、2019年3月上旬を予定しています。
     その後、最終審査会を兼ねた受賞発表・表彰式を2019年2月末に予定しています。
     事前審査通過者は、最終審査会でプレゼンテーションをしていただきます。
賞について:○グランプリ 賞金50万円+副賞 ○特別賞 賞金10万円×5本

以上