掲載開始日 2017年11月09日
第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作『迷い家(まよいが)』(著:山吹静吽)11月9日発売!
装画を手がけるのは、漫画家・漆原友紀!
株式会社KADOKAWAは、第24回日本ホラー小説大賞 優秀賞受賞作、山吹静吽(やまぶき せいうん)著『迷い家(まよいが)』を2017年11月9日(木)に発売いたします。本作の装画は、『蟲師』『水域』などで知られる漫画家・漆原友紀氏による描き下ろしです。
闇と霧の結界に封じられた「化け物屋敷」に新人とは思えない魔術的な語りの力で読者を引き込む、規格外の怪異譚をどうぞご堪能ください。
株式会社KADOKAWAは、第24回日本ホラー小説大賞 優秀賞受賞作、山吹静吽(やまぶき せいうん)著『迷い家(まよいが)』を2017年11月9日(木)に発売いたします。本作の装画は、『蟲師』『水域』などで知られる漫画家・漆原友紀氏による描き下ろしです。
闇と霧の結界に封じられた「化け物屋敷」に新人とは思えない魔術的な語りの力で読者を引き込む、規格外の怪異譚をどうぞご堪能ください。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/3861_1.jpg ]
【内容】ここは迷い家。妖と霊宝を隠世(かくりよ)に閉じ込める屋敷??
昭和20年。火の雨降る東京から、民話が息づく地・古森塚に疎開した少年・冬野心造。しかし、ほどなく妹の真那子が行方不明となる。
脱走か、人攫いか、神隠しか??。
証言をもとに山に入った心造の前に忽然と現れたのは、見渡す限りの蕗の原にたたずむ巨大な屋敷だった。
次々襲ってくる妖怪たちをかわしながら、老犬「しっぺい太郎」に導かれ、屋敷内の様々な「霊宝」を使って脱出を図る心造。
時代の夜に取り残され、闇の中で一人、焼け爛れた悪夢を見続ける少年の心には、いつしか紅蓮の野望が芽生えはじめて??
『遠野物語』はじめ様々な民話伝承を壮大な物語に取り込み、
清濁と、今昔と、栄枯と、虚実と、人と怪とを併せ呑んだ新時代の山怪譚!
【著者紹介】山吹静吽(やまぶき せいうん)
1987年京都府生まれ、大阪府在住。龍谷大学法学部卒業。現在、リハビリ介助を行う介護士として勤める。2017年、「迷い家」で第24回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉を受賞(受賞時筆名:霞澄晴吽)。同作単行本でデビュー。趣味は居合道と山籠もり。
【書誌情報】
発売:2017年11月9日(木)
定価:本体1500円+税
装画:漆原友紀
装丁:須田杏菜
頁数:416ページ
体裁:四六判上製
発行:株式会社KADOKAWA
★電子書籍同時配信予定