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掲載開始日 2024年07月22日

『Angel Beats!』より、美麗な描き下ろしイラストを使用した「浮世絵木版画 桜花下天使之図 立華かなで」が登場! 2024年7月29日よりカドカワストアにて、先着受注販売開始!

「Angel Beats!」桜の木の下で佇む立華かなでの浮世絵が100枚限定で登場!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野 剛 以下KADOKAWA)は、「浮世絵木版画 桜花下天使之図 立華かなで」を2024年7月29日から8月25日まで、「カドカワストア」にて先着受注販売致します。



[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/15061_1_5fe98134d1f8bd50abac0930a6ff241d.jpg ]



浮世絵木版画 桜花下天使之図 立華かなで


「Angel Beats!」桜の木の下で佇む立華かなで。
この浮世絵のために描き下ろされた美麗なイラストを、彫りは朝香 元晴氏が手掛け、摺りは鉄井 裕和氏が手掛けています。
華やかな着物に身を包んだ美しいかなでの姿に、思わず目を奪われてしまいます。























■匠の技がここに― 浮世絵木版画ができるまで
この浮世絵木版画『桜花下天使之図』は41回以上も摺り重ねて、ようやく1枚の木版浮世絵が完成します。
しかも、その工程のすべてが手作業。400年前の技術を伝え継ぐ名匠の手から、どのように浮世絵木版画が生み出されていくのかをご紹介します。




まず、絵師によって描かれた絵が彫師に委ねられ、その色数により、何版かの版木(はんぎ)に彫り起こされます。今作で使い分けた版木の数はなんと7枚、版数は17版、摺り重ねた数は41回。







この版木は、伝統を受け継ぐ職人が手掛けたもの。
版木上に美麗イラストをやわらかく繊細に彫り出していきます。



版木には、山桜の木が使われています。
材質が硬く、きめ細かで、伸び縮みも少ないため、
浮世絵、特に美人画の女性のしっとりとした髪の質感、細やかな輪郭や表情を描くには欠かせません。



















版木の完成後は、摺師へ渡り、
何日もかけて摺り上げられていきます。

たった一枚の浮世絵木版画を生み出すために、
摺師は何度も何度も版を使い分け、摺り重ねていきます。

和紙は越前和紙の最高級品、人間国宝 岩野市兵衛氏の「越前生漉奉書紙」を使用。
耐久性を持ち、他の和紙では表現できない、あざやかな発色と温かみのある風合いを可能にしています。


■職人プロフィール
【彫師:朝香 元晴】


都立町田高校在学中、浮世絵出版社(浮世絵研究家)・高見澤忠雄先生に師事。
その後、浮世絵彫師・菊田幸次郎先生の弟子となる。
17年間の修行を終え、浮世絵出版社・高見澤研究所の専属彫師となる。
1999年 東急百貨店・たまプラーザにて個展開催
2000年 有楽町朝日ホール、丸善日本橋ギャラリー、銀座ポーラミュージアム、兵庫県朝来芸術の森美術館等で浮世絵の掘り、実演及び木版画教室を行う。
2011年 東京マイスター(優秀技能者)受賞
2012年 東京伝統工芸士認定。日本(経済産業大臣指定)伝統工芸認定。

【摺師:鉄井 裕和】


1975年 木版画摺師、鉄井孝之の次男として東京に生まれる。会社員を経て鉄井木版画工房に入り摺師の道へ。
父に師事し修行を重ねながら各展覧会で摺りの実演を精力的に行い、2009年11月にロシアサンクトペテルブルグの露日友好会館で開催された文化催事においても 好評を博す。
文化庁の無形文化財選定保存技術に認定されている職人。
東京伝統木版画工芸協同組合員

コピーライト
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