歌集 うすがみの銀河

歌集 うすがみの銀河

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年11月29日
判型:
四六判
ページ数:
156
ISBN:
9784048845021

歌集 うすがみの銀河

  • 著者 鈴木 加成太
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年11月29日
判型:
四六判
ページ数:
156
ISBN:
9784048845021

火を盗むならば夜汽車の深部より、風は帆船の白き胸より

幼稚園の七夕祭りで初めて笹飾りを目にしたとき、未知の甘く哀しい感覚が胸を打ったことを覚えている。歌集名の「うすがみの銀河」は、僕の詩の原風景の一つとして、ささやかな記念にこの語を選んだ。 幼稚園の七夕祭りで初めて笹飾りを目にしたとき、未知の甘く哀しい感覚が胸を打ったことを覚えている。歌集名の「うすがみの銀河」は、僕の詩の原風景の一つとして、ささやかな記念にこの語を選んだ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 うすがみの銀河」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 前半は若い人らしい素直さ、自由な発想で学生時代の日常を軽やかに詠んでいる。現代口語を用いてわかりやすく、親しみやすく、とてもよかった。この調子で最後まで行くのかな?と思いきや、三章から様子が少し変わっ 前半は若い人らしい素直さ、自由な発想で学生時代の日常を軽やかに詠んでいる。現代口語を用いてわかりやすく、親しみやすく、とてもよかった。この調子で最後まで行くのかな?と思いきや、三章から様子が少し変わって、感情を少し交えて文学的になり、四章と五章ではがらっと変わって文語を使った格調の高い詠み方になる。そして内容も濃くなり、大人っぽい。一人の作者がこんなにいろいろな顔を見せるって、一冊でこんなに贅沢な経験ができるって、お買い得だと思う。とにかく上手いし、内容も年齢以上に成熟している感じで、好きだ。おすすめ。 …続きを読む
    碧緑(あおみどり)旧だいだい
    2023年02月09日
    13人がナイス!しています
  • 初期のころの作風が稲垣足穂のチョコレットの世界っぽくていい。好みのど真ん中なのだが、ご本人を知っているので今一つハマれないでいる(私が古典ばかり読む理由)。 初期のころの作風が稲垣足穂のチョコレットの世界っぽくていい。好みのど真ん中なのだが、ご本人を知っているので今一つハマれないでいる(私が古典ばかり読む理由)。
    のりたま
    2025年05月04日
    1人がナイス!しています
  • あまりすっと頭に入ってこない歌も多いのだが、好きな歌がいくつかあった。 あまりすっと頭に入ってこない歌も多いのだが、好きな歌がいくつかあった。
    Noy
    2024年10月15日
    0人がナイス!しています

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