• 同性愛は火刑という国で、将来王位を争うことを義務付けられた義兄弟の許されざる愛の物語。義弟・ユーグを護れなかった自責から身を落としても尚、自分を罰し続け心とは裏腹の言葉を吐く義兄・ルネが切なかった。暗 同性愛は火刑という国で、将来王位を争うことを義務付けられた義兄弟の許されざる愛の物語。義弟・ユーグを護れなかった自責から身を落としても尚、自分を罰し続け心とは裏腹の言葉を吐く義兄・ルネが切なかった。暗転に継ぐ暗転の展開に、この二人が本当にハピエンに辿り着くのだろうかとハラハラ。でも、どれほど憎まれても揺らぐことのないユーグのルネへの深く強い愛に救われた。ペーパーは後日談。ユーグがやたらと盛ってたけどその意図に納得すると同時に大人げのなさに思わず笑った。（アンリがどんな子に育つのか想像すると楽しい） …続きを読む
  那義乱丸

  2015年01月12日
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• (2015年1月19日3996)時期国王候補として王宮に住む事になったルネとユーグ。2人で剣の練習や国の事について学び、2人は仲が良かった。だが、ルネを国王にしたい母親や、自分の事しか考えていない宰相、隣国王などの (2015年1月19日3996)時期国王候補として王宮に住む事になったルネとユーグ。2人で剣の練習や国の事について学び、2人は仲が良かった。だが、ルネを国王にしたい母親や、自分の事しか考えていない宰相、隣国王などの罠に嵌り酷い生き方をせざるを得なかったルネとユーグ。ユーグはルネを慕っていたしルネも少なからずユーグを思っていたが…。華藤さんの前に読んだ本も今回の本も面白いとは思えずに終わりました。色々と盛り沢山だけど中途半端だし都合が良すぎじゃない？ …続きを読む
  このん

  2015年01月19日
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• 中世ヨーロッパを思わせる架空の国で、王座を争う許されない恋をする義兄弟のドラマチックな切ないお話、と設定がとてもいいのに全体的に軽く進んでしまうので、今一歩入り込めませんでした。さらっと進むのを目指し 中世ヨーロッパを思わせる架空の国で、王座を争う許されない恋をする義兄弟のドラマチックな切ないお話、と設定がとてもいいのに全体的に軽く進んでしまうので、今一歩入り込めませんでした。さらっと進むのを目指したと作者さまが仰ってらしたので狙い通りなんだと思いますが、個人的に先生の切ないお話ならもっと重厚な方が好みです。レーベル的に仕方ないのかな。それでも後半、策略に嵌められすれ違う二人が痛々しくて、特に処刑前のやり取りは切なかったです。後日談ペーパーはユーグの養子視点。大人げないユーグが可愛かったです(笑 …続きを読む
  あまね

  2015年01月12日
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