剣、花に殉ず

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年09月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041140475

剣、花に殉ず

  • 著 木下 昌輝
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年09月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041140475

宮本武蔵、最大のライバル、彼の名は雲林院弥四郎!

塚原卜伝に始まる鹿島新当流兵法、その奥義「一の太刀」の伝承者・松軒を父に持つ、雲林院弥四郎。自分独自の「剣」を求める彼は、関ケ原合戦の九州戦線・石垣原の戦いで宮本武蔵と宿命的な出会いを果たし、天啓を得た! やがて江戸に出た弥四郎は、小姓の光をはじめ、剣の道の極みを志す友垣と交わり高みを目指す。しかし、足利義輝の落胤を称する新当流の達人・道鑑が立ちふさがる……! 塚原卜伝に始まる鹿島新当流兵法、その奥義「一の太刀」の伝承者・松軒を父に持つ、雲林院弥四郎。自分独自の「剣」を求める彼は、関ケ原合戦の九州戦線・石垣原の戦いで宮本武蔵と宿命的な出会いを果たし、天啓を得た! やがて江戸に出た弥四郎は、小姓の光をはじめ、剣の道の極みを志す友垣と交わり高みを目指す。しかし、足利義輝の落胤を称する新当流の達人・道鑑が立ちふさがる……!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「剣、花に殉ず」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 木下 昌輝は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 雲林院弥四郎、実在の人物で宮本武蔵のライバルと言う割には、影が薄い気がしました。著者としては、平凡な作品、本書では直木賞は受賞できません。 https:/ 木下 昌輝は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 雲林院弥四郎、実在の人物で宮本武蔵のライバルと言う割には、影が薄い気がしました。著者としては、平凡な作品、本書では直木賞は受賞できません。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322304001096/ …続きを読む
    starbro
    2023年12月04日
    177人がナイス!しています
  • 関ヶ原後の幕藩体制未だ確立せざる混迷期、生き残りをかけ謀略と計略、讒言と罠の渦巻く時代を背景に、木下さんが迷うことなくエンタメを貫き描く歴史剣豪作品。剣の道に生きた雲林院松軒が息子、弥四郎は自らの剣と 関ヶ原後の幕藩体制未だ確立せざる混迷期、生き残りをかけ謀略と計略、讒言と罠の渦巻く時代を背景に、木下さんが迷うことなくエンタメを貫き描く歴史剣豪作品。剣の道に生きた雲林院松軒が息子、弥四郎は自らの剣と人生の答を求め、稀なる友誼を守るため戦に身を投じていく。名作『宇喜多』2作での確固たる歴史観、また『敵の名は宮本武蔵』での火花散る剣戟の迫力を掛け合わせた本作。歴史に翻弄される中で自己省察を繰り返しつつ高みを極めていく人物描きは木下作風の魅力。活劇的活写は、巧みなコマ割りで読ませる今村作風に軍配が上がるか。 …続きを読む
    hiace9000
    2023年10月14日
    116人がナイス!しています
  • 鹿島新当流、一の太刀の伝承者を父に持つ雲林院弥四郎は、 宮本武蔵との運命的な出会いを経て、流派を離れて江戸へ。 仲間と自由に暮らす弥四郎は武家の少年・光に出会い、共に剣の腕を磨く。弥四郎と細川忠利との生 鹿島新当流、一の太刀の伝承者を父に持つ雲林院弥四郎は、 宮本武蔵との運命的な出会いを経て、流派を離れて江戸へ。 仲間と自由に暮らす弥四郎は武家の少年・光に出会い、共に剣の腕を磨く。弥四郎と細川忠利との生涯に渡る友情を軸に、関ヶ原の闘いや細川家の話があり、後半は島原の乱が描かれる。天草四郎は奇想というか、木下さんらしいなと思った。自分の剣には殉ずるものがないと思い続けた弥四郎が最後にたどり着いた境地とは・・。弥四郎と光と武蔵。ラスト、子どもに戻ったような三人が印象に残った。 …続きを読む
    pohcho
    2023年10月17日
    53人がナイス!しています

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