行人

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1969年09月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041001110
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行人

  • 著者 夏目 漱石
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1969年09月19日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041001110

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「行人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • “斑な雪、枯れ枝を揺ぶる風、手水鉢を鎖す氷、いずれも例年の面影を規則正しく自分の目に映したあと、消えては去り消えては去った。” 不穏な状況への対処を先送りにし時間だけが経過し春を迎えたことを表す、この表 “斑な雪、枯れ枝を揺ぶる風、手水鉢を鎖す氷、いずれも例年の面影を規則正しく自分の目に映したあと、消えては去り消えては去った。” 不穏な状況への対処を先送りにし時間だけが経過し春を迎えたことを表す、この表現が見事だと思いました。 …続きを読む
    koke
    2023年07月10日
    7人がナイス!しています
  • 近代知によってはざかいにたたずみ出口なしの状態となった一郎が、最後にぐうぐう寝るという赤裸々な身体的暴挙に出たのが大事。しかも、ここではその身体を観察され、記述され、文字化されるということも大事。近代 近代知によってはざかいにたたずみ出口なしの状態となった一郎が、最後にぐうぐう寝るという赤裸々な身体的暴挙に出たのが大事。しかも、ここではその身体を観察され、記述され、文字化されるということも大事。近代のゆきづまった身体のありやうは容赦なくこの幸福と不幸のはざかいにある。そして、その身体論的地平においてカフカの『城』の眠れないKの身体と共鳴しあうのがまた漱石テクストの力技。 …続きを読む
    あなた
    2009年07月09日
    4人がナイス!しています
  • ★★★★☆ ★★★★☆
    オッキー
    2022年10月25日
    3人がナイス!しています

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