こゝろ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年05月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041001202

こゝろ

  • 著者 夏目 漱石
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年05月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041001202

不朽の名作『こゝろ』が新装版で登場!

遺書には、先生の過去が綴られていた。のちに妻とする下宿先のお嬢さんをめぐる、親友Kとの秘密だった。死に至る過程と、エゴイズム、世代意識を扱った、後期三部作の終曲にして漱石文学の絶頂をなす作品。 遺書には、先生の過去が綴られていた。のちに妻とする下宿先のお嬢さんをめぐる、親友Kとの秘密だった。死に至る過程と、エゴイズム、世代意識を扱った、後期三部作の終曲にして漱石文学の絶頂をなす作品。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

カドブン記事一覧

【2023年06月14日】【かまわぬ×角川文庫】コラボカバー作品をご紹介!


「こゝろ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • こころの中を明かすことはなかなかない。 場合によっては墓場まで持って行くという言い方をする人もいる。 何をどんな風にこころの中に閉じ込めているか。 小説で解き明かすことによって覗き見る。 誰の心の中をみ こころの中を明かすことはなかなかない。 場合によっては墓場まで持って行くという言い方をする人もいる。 何をどんな風にこころの中に閉じ込めているか。 小説で解き明かすことによって覗き見る。 誰の心の中をみているのだろう。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2013年05月01日
    213人がナイス!しています
  • 仕事はみっちり、休日は本も読まずにアチコチ出かけてしまう放蕩女スエ。なかなかレビュー出来なくて困ったもんだ。お〜!見つけましたよ。素晴らしい本をッ!!不朽の名作にして、冒頭にご丁寧なあらすじ付きッ❢そ 仕事はみっちり、休日は本も読まずにアチコチ出かけてしまう放蕩女スエ。なかなかレビュー出来なくて困ったもんだ。お〜!見つけましたよ。素晴らしい本をッ!!不朽の名作にして、冒頭にご丁寧なあらすじ付きッ❢そこで、このあらすじ2Pを読んだのみでレビューに踏み切るという力技に出たスエです。何なに?尊敬する先生が繊細さんで自殺。理由は親友を裏切って自殺に追い込んだ過去。「殉死」に引きずられた一生なんて楽しくないな〜。死んだつもりで生きて行こうと決心するなんて、誰も喜ばないし。一度きりの人生なんだから、楽しく行こうよ❢ …続きを読む
    スエ
    2023年04月19日
    117人がナイス!しています
  • 恥ずかしながら初夏目さん。 大学時所縁のある作家だから読め読めという圧力に辟易して遠ざけていた。 上 先生と私で先生の価値観に触れるにつけなぜそんなに厭世的なのかと疑問を抱く私。 中 両親と私では先生と両 恥ずかしながら初夏目さん。 大学時所縁のある作家だから読め読めという圧力に辟易して遠ざけていた。 上 先生と私で先生の価値観に触れるにつけなぜそんなに厭世的なのかと疑問を抱く私。 中 両親と私では先生と両親を比べその田舎臭く野暮な両親に苛立つ感情。 下 先生と遺書で先生の視点で語られる先生の過去。 それぞれの心理描写が淡々と鮮やかで、挟まれる季節の描写等もとても綺麗。何より文章が溜息が出るほど美しい。下の構成も後日談等を挟まず先生の視点のみで構成されて、ぷつりと終わる感じも良かった。 いずれ読み返したい。 …続きを読む
    ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
    2018年04月18日
    104人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品