脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま

脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年02月27日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784048851039

脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま

  • 著者 荒俣 宏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年02月27日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784048851039

「恐怖」はどこからやってくるのか?

「恐怖」はどこからやってくるのか?

不思議なもの、怖いもの、深淵なもの、不気味なもの。
「目に見えない存在」を可視化し、異質の世界を表現したアーティストたちの実像とは?

本能が生み出した脅威の美術に、知の巨人・荒俣宏が迫る!

「この本の主題を俗っぽく表現するならば、お化けを見るとぞっとする本能的な実感の生まれてくる由来を探ることにある。(中略)人がお化けと聞いてぞぞっとしたり、怖い映画を見て目を塞いだりする生理的反応は、いったい何に由来するのか。いわば、子ども心のリアリティー感覚にかかわる謎を、成人の目から再考する試みといえるだろうか。」 ――本文より


アウトサイダー・アート、幻想美術、幻想言語、抽象画――。
茂木健一郎、京極夏彦、春日武彦、大西暢夫など、さまざまなジャンルの
スペシャリストとの対話を通じ、そのイメージの源泉を探る。



 目 次


序 見えないもののリアリティーをさがして

導入――「異様な美術」の発見史を見わたす

1 驚愕の松沢病院コレクション 「熟成された幻想」のゆくえ
   with 春日武彦 京極夏彦

2 「アウトサイダー・アート」の現場を巡る
   with 大西暢夫

3 近世が産んだ「異なる画像」の歴史と運命
   with 大内郁

4 「脳」と「お化け」の謎に迫る!
   with 茂木健一郎

5 「供養絵額」から見る遠野の深層
   with 前川さおり

6 「他人に見せる夢」としての幻想アート
   with 山田維史

7 橘小夢 幻想を視覚化する技量
   with 加藤宏明
「恐怖」はどこからやってくるのか?

不思議なもの、怖いもの、深淵なもの、不気味なもの。
「目に見えない存在」を可視化し、異質の世界を表現したアーティストたちの実像とは?

本能が生み出した脅威の美術に、知の巨人・荒俣宏が迫る!

「この本の主題を俗っぽく表現するならば、お化けを見るとぞっとする本能的な実感の生まれてくる由来を探ることにある。(中略)人がお化けと聞いてぞぞっとしたり、怖い映画を見て目を塞いだりする生理的反応は、いったい何に由来するのか。いわば、子ども心のリアリティー感覚にかかわる謎を、成人の目から再考する試みといえるだろうか。」 ――本文より


アウトサイダー・アート、幻想美術、幻想言語、抽象画――。
茂木健一郎、京極夏彦、春日武彦、大西暢夫など、さまざまなジャンルの
スペシャリストとの対話を通じ、そのイメージの源泉を探る。



 目 次


序 見えないもののリアリティーをさがして

導入――「異様な美術」の発見史を見わたす

1 驚愕の松沢病院コレクション 「熟成された幻想」のゆくえ
   with 春日武彦 京極夏彦

2 「アウトサイダー・アート」の現場を巡る
   with 大西暢夫

3 近世が産んだ「異なる画像」の歴史と運命
   with 大内郁

4 「脳」と「お化け」の謎に迫る!
   with 茂木健一郎

5 「供養絵額」から見る遠野の深層
   with 前川さおり

6 「他人に見せる夢」としての幻想アート
   with 山田維史

7 橘小夢 幻想を視覚化する技量
   with 加藤宏明

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • アール・ブリュットや遠野の供養絵額、橘小夢といったあまり表の美術史に出てこないものをキーワードに狂気や土俗、脳といったものと美術の関連を読み解く対談集。商業主義の奴隷となった現代美術に比べてアール・ブ アール・ブリュットや遠野の供養絵額、橘小夢といったあまり表の美術史に出てこないものをキーワードに狂気や土俗、脳といったものと美術の関連を読み解く対談集。商業主義の奴隷となった現代美術に比べてアール・ブリュットは大好きなのであるが、そういう自分からすれば冒頭の松沢病院コレクションと春日武彦、京極夏彦は圧巻。『ドグラ・マグラ』思い出させるなあ。後はアール・ブリュット以外の供養絵額とか橘小夢が面白く読めた。後者は未発表の作品が多く見れて満足だし、前者は土俗の迫力を再確認。こういう脳内の迷宮彷徨うような本は好き。 …続きを読む
    HANA
    2022年07月25日
    67人がナイス!しています
  • さまざま「異様な美術」の紹介と解説の一冊。さすが荒俣宏、という感じで圧倒された。こういうのを博覧強記というのだと思う。とりあげられている橘小夢、供養絵額、アール・ブリュット、どれもが魅力的なのだけど、 さまざま「異様な美術」の紹介と解説の一冊。さすが荒俣宏、という感じで圧倒された。こういうのを博覧強記というのだと思う。とりあげられている橘小夢、供養絵額、アール・ブリュット、どれもが魅力的なのだけど、個人的には「幻想アート」の実践として紹介された山田維史氏の絵がとても好きなので、対談が読めて嬉しかった。偶然展覧会に来たサラリーマンに「あなたはなぜ、わたしの悩んでる夢を絵にして暴き立てるんだ」と抗議されたというエピソードが素晴らしい。面白かったです。 …続きを読む
    くさてる
    2022年09月07日
    26人がナイス!しています
  • 供養絵額に興味を持って。江戸末期に遠野に現れる死絵。死者の未来を描いている。他地域では、未婚で死んだ若者に花嫁をあてがった結婚絵馬がある。けれど、遠野の絵額では使者はそのままで満ち足りている。ペットに 供養絵額に興味を持って。江戸末期に遠野に現れる死絵。死者の未来を描いている。他地域では、未婚で死んだ若者に花嫁をあてがった結婚絵馬がある。けれど、遠野の絵額では使者はそのままで満ち足りている。ペットに囲まれた子供。新しい技術である寒暖計のある部屋にいる娘。また遠野では地蔵信仰がほとんどないというのも面白い。遠野は実は繁華な地であり、『遠野物語」には絵がかれていない都市性を以達なのだ。他は松沢病院に残された「アウトサイダーアート」がすごかった。自分で文字を作ってしまう人。山下清の実像?も興味深い。 …続きを読む
    Hiroh
    2021年10月02日
    20人がナイス!しています

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