キャラクター小説の作り方

キャラクター小説の作り方

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年06月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
376
ISBN:
9784044191221
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キャラクター小説の作り方

  • 著者 大塚 英志
  • デザイン 寄藤 文平
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年06月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
376
ISBN:
9784044191221

あらゆる物語入門者へ贈る、物語の仕組み!

魅力的なキャラクターとは? オリジナリティとは何だろう。物語を書くための第一歩を踏み出すための12講。小説を書くために必要な技術を分かりやすく解説。 魅力的なキャラクターとは? オリジナリティとは何だろう。物語を書くための第一歩を踏み出すための12講。小説を書くために必要な技術を分かりやすく解説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「キャラクター小説の作り方」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 再々読。小さい子供に「ねえねえ、なんかおはなしして」とねだられて「え。えーとえーと。昔々…」と始めると、「それこないだきいたよぅ」て言われる時、語り手であるその読書家は初めて、それまで頼ってきた「物語 再々読。小さい子供に「ねえねえ、なんかおはなしして」とねだられて「え。えーとえーと。昔々…」と始めると、「それこないだきいたよぅ」て言われる時、語り手であるその読書家は初めて、それまで頼ってきた「物語の構造」に気付くのかもだ。ある時は熱くまたある時は非常に身も蓋も無く、その「構造」を解説する語り口はとてもスリリング。例えば、異様な粉飾を施される連続殺人の見立ての謎を解くように、批評家としての著者は、民俗学や構造主義的文学論でもって「物語」の謎を解く。「物語の探偵」だ。あ、飽くまでも自分的にですが(笑)↓ …続きを読む
    hanchyan@連戦連勝の前には必ず負けがある
    2018年11月12日
    38人がナイス!しています
  • ここまで理論的に話を展開する本を読んだのは初めて。文章の技術的な入門書はこれまでもいくつか拝見したことはあるけど、本書は物語を作る上での構成の仕方や、作者としての作品の見方を根拠付けで分かりやすく説明 ここまで理論的に話を展開する本を読んだのは初めて。文章の技術的な入門書はこれまでもいくつか拝見したことはあるけど、本書は物語を作る上での構成の仕方や、作者としての作品の見方を根拠付けで分かりやすく説明していて参考になる。実用性があるなぁと思った。 …続きを読む
    ひろぞー
    2016年12月11日
    19人がナイス!しています
  • 学生の頃から読んでいる小説技法のバイブルである。あくまでキャラクター小説(今日ではライトノベルと呼ばれる)に特化してはいるが、「小説を書く」という行為を技法化している。曖昧な表現に表される編集や出版業 学生の頃から読んでいる小説技法のバイブルである。あくまでキャラクター小説(今日ではライトノベルと呼ばれる)に特化してはいるが、「小説を書く」という行為を技法化している。曖昧な表現に表される編集や出版業界のアドバイスを、より真実を突いた言葉で核心的に言い換えており、それが大塚英志氏の言葉に責任を負う姿勢を窺わせる。才能と呼ばれる部分を一般化できないかというのは大塚英志氏の命題であり、また、取り組んだ最大の功績でもある。物語論に興味のある人にも十分、鑑賞に堪えうる書物である。 …続きを読む
    京和みかん
    2017年03月03日
    17人がナイス!しています

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