白いへび眠る島

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784043736034
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白いへび眠る島

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784043736034

二人の少年が体験する、夏の冒険譚。三浦しをんの新たなる世界。

高校生の悟史が夏休みに帰省した拝島は、今も古い因習が残る。十三年ぶりの大祭でにぎわう島である噂が起こる。【あれ】が出たと……悟史は幼なじみの光市と噂の真相を探るが、やがて意外な展開に! 高校生の悟史が夏休みに帰省した拝島は、今も古い因習が残る。十三年ぶりの大祭でにぎわう島である噂が起こる。【あれ】が出たと……悟史は幼なじみの光市と噂の真相を探るが、やがて意外な展開に!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「白いへび眠る島」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 個人的に現在、脳内「沖縄」なので、勝手にあのあたりの設定で読んだ。二十一世紀とは思えない古い風習の残る島。そんな島で生まれ育ったふたりのうち、ひとりが本島の高校から帰省したところから物語は始まる。『神 個人的に現在、脳内「沖縄」なので、勝手にあのあたりの設定で読んだ。二十一世紀とは思えない古い風習の残る島。そんな島で生まれ育ったふたりのうち、ひとりが本島の高校から帰省したところから物語は始まる。『神去』のような僻地文学であり、しをんさんお得意のBL風味もあり、背中をゾワりと羽で撫でられるようなホラー要素もあり。しをんさんの原型の素がギュッと詰まったファンタジー。これにて軽トラ三部作を読了。 …続きを読む
    ミカママ
    2021年10月31日
    517人がナイス!しています
  • 本土の高校に通う悟史は、高校最後の夏に拝島(おがみじま)に久しぶりに帰省した。今でも因習の残る拝島では13年に1度の大祭を前に島民は盛り上がりを見せるが、怪物が出たという噂が広まり、悟史の幼なじみの光市 本土の高校に通う悟史は、高校最後の夏に拝島(おがみじま)に久しぶりに帰省した。今でも因習の残る拝島では13年に1度の大祭を前に島民は盛り上がりを見せるが、怪物が出たという噂が広まり、悟史の幼なじみの光市と共に探り始める。島の自然と風習やお祭りの様子が肌で感じるほど生き生きと描かれており、実際に島に行きお祭りを楽しんできたかのように感じた。後半からファンタジー色が濃くなり、しをんさんには珍しい話の展開。「神去なあなあ日常」は山の話だが、これは島バージョンと言ったところで、ここでも軽トラが活躍する。(続く) …続きを読む
    SJW
    2018年07月14日
    261人がナイス!しています
  • 「白蛇島」という単行本を改題して「白いへび眠る島」としたこの作品。『馬鹿な、あれは伝説の中の化け物だ』という『あれ』と遭遇する物語。それは、閉鎖的な島の暮らしの中に根強く残る島の風習と切っても切れない 「白蛇島」という単行本を改題して「白いへび眠る島」としたこの作品。『馬鹿な、あれは伝説の中の化け物だ』という『あれ』と遭遇する物語。それは、閉鎖的な島の暮らしの中に根強く残る島の風習と切っても切れない島の伝承を伝える物語でした。そんな島から離れて暮らす悟史、そして島を愛し、島で生き続ける幼なじみの光市。ホラーやミステリーの雰囲気感の中に、ファンタジー要素や冒険活劇的な内容、そしてBLっぽい雰囲気まで織り込むなどとても盛り沢山なこの作品。最初期の三浦さんを知ることのできる、とても意欲的な作品でした。 …続きを読む
    さてさて
    2021年01月06日
    216人がナイス!しています

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