恐竜大陸 中国

恐竜大陸 中国

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年06月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
288
ISBN:
9784040824413
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恐竜大陸 中国

  • 著者 安田 峰俊
  • 監修 田中 康平
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年06月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
288
ISBN:
9784040824413

恐竜種発見&新種報告数は世界最多。 だが盗掘・密売や政治関与も世界有数

世界一の恐竜大国、その実態
世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革新的な発見は中国で相次いできた。
発見された恐竜の種類も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。
日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。
研究の最前線と、それを取り巻く社会の歴史と現状まで、中国恐竜事情を初めて網羅する。

習近平の名前を冠した恐竜は現れてしまうのか? 発掘・研究は国家と対峙する時がある
■農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る
■羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付けられる
■中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生
■ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで
■重い政治問題と続々と見つかる化石と。新疆ウイグル自治区の恐竜 etc.

【目次】
はじめに
恐竜の基礎知識――本編に進む前に
第1章 中国恐竜最新事情――恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかった
コラム1 中国恐竜の命名ルールと珍名恐竜
第2章 レジェンド中国恐竜秘話――『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たち
コラム2 中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生
第3章 中国人の大発見ーー化石は意外な局面で見つかる
コラム3 化石盗掘の暗い影と中国恐竜研究の混乱
第4章 中華全土、恐竜事情――新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出る
コラム4 台湾と香港で恐竜の化石は見つかるか?
第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たちーー中国では翼竜や首長竜の化石も見つかる
コラム5 「世紀の大発見」をものにした恐竜オタク博士の光と闇 
おわりに
参考文献
世界一の恐竜大国、その実態
世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革新的な発見は中国で相次いできた。
発見された恐竜の種類も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。
日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。
研究の最前線と、それを取り巻く社会の歴史と現状まで、中国恐竜事情を初めて網羅する。

習近平の名前を冠した恐竜は現れてしまうのか? 発掘・研究は国家と対峙する時がある
■農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る
■羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付けられる
■中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生
■ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで
■重い政治問題と続々と見つかる化石と。新疆ウイグル自治区の恐竜 etc.

【目次】
はじめに
恐竜の基礎知識――本編に進む前に
第1章 中国恐竜最新事情――恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかった
コラム1 中国恐竜の命名ルールと珍名恐竜
第2章 レジェンド中国恐竜秘話――『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たち
コラム2 中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生
第3章 中国人の大発見ーー化石は意外な局面で見つかる
コラム3 化石盗掘の暗い影と中国恐竜研究の混乱
第4章 中華全土、恐竜事情――新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出る
コラム4 台湾と香港で恐竜の化石は見つかるか?
第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たちーー中国では翼竜や首長竜の化石も見つかる
コラム5 「世紀の大発見」をものにした恐竜オタク博士の光と闇 
おわりに
参考文献

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
恐竜の基礎知識――本編に進む前に

第1章 中国恐竜最新事情ーー恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかった
「恐竜には羽毛があった」世界的大発見と盗掘の闇
名前1文字の飛行恐竜、化石の怪しげな発見の経緯
中国で見つかるティラノサウルスの遠い親戚たち
黄河・大夏・東北・遼寧の「巨人」恐竜
羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付けられる
コラム1 中国恐竜の命名ルールと珍名恐竜

第2章 レジェンド中国恐竜秘話――『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たち
戦時下で化石を掘り出された「古参恐竜」、現在も研究継続中
ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで
おなじみの「頭の突起」は本当にあったのか?
「峨眉山の恐竜」は現在でも新種が見つかる?
「シノ(中国)」を名に冠した恐竜たちの正体
コラム2 中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生

第3章 中国人の大発見ーー化石は意外な局面で見つかる
農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る
農村インフルエンサーが裏山で謎の足跡を見つけたら
9歳少年、広東省でタマゴ化石を大発見
古代神話の巨大ニワトリのルーツか。足跡化石の話
日露戦争前の満洲で発見された「神州第一龍」
スヴェン・ヘディン隊が見つけた「さまよえる恐竜」たち
コラム3 化石盗掘の暗い影と中国恐竜研究の混乱

第4章 中華全土、恐竜事情――新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出る
襲いくる狼と高山病、過酷な環境から見つかるチベットの恐竜たち
山東省諸城市にいたティラノサウルスとトリケラトプスの祖先たち
河南省のマイナー県、恐竜で町おこしを図る
コロナ禍で有名になってしまった湖北省にも恐竜はいた
難読地名都市・江西省韓州市で続々と見つかる化石
重い政治問題と続々と見つかる化石と。新疆ウイグル自治区の恐竜
コラム4 台湾と香港で恐竜の化石は見つかるか?

第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たちーー中国では翼竜や首長竜の化石も見つかる
中生代の中国の空を舞った生き物たち
首が短い「淡水に住む」首長竜
魚竜の起源か? 三畳紀前期の謎多き生き物
工場で大量生産される「ニセ化石」たち
恐竜ではない「恐竜っぽい」生き物
コラム5 「世紀の大発見」をものにした恐竜オタク博士の光と闇 

おわりに
参考文献

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